自動運転車のステッカーおよび安全基準が公表
昨年5月に公布された「道路運送車両法の一部を改正する法律」に、国が定める保安基準の対象装置に「自動運行装置」が追加。安全な自動運転車の開発・実用化・普及を図るため、自動運転車の安全性能やその作動状態の記録項目等を定めた安全基準を策定するとともに、周囲に自動運転車を分かりやすく表示するために車体に貼付するステッカーが公表された。
自動運行装置の安全基準は、以下の通り。
①走行環境条件内において、乗車人員及び他の交通の安全を妨げるおそれがないこと。 ②走行環境条件外で、作動しないこと。 ③走行環境条件を外れる前に運転操作引継ぎの警報を発し、運転者に引き継がれるまでの間、安全運行を継続するとともに、引き継がれない場合は安全に停止すること。 ④運転者の状況監視のためのドライバーモニタリングを搭載すること。 ⑤不正アクセス防止等のためのサイバーセキュリティ確保の方策を講じること。
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