EuroNCAPの最新状況を紹介 第10回「2023 NCAP & Car Safety Forum in Tokyo」
第10回「2023 NCAP & Car Safety Forum in Tokyo」が、4月13日と14日に東京都内で開催された。
デイビッド・ハーキー
13日は、NCAP DAYS。
デイビッド・ハーキー(米国道路安全保険協会(IIHS)プレジデント)が、「衝突安全性の次のステップ」と「ADAS技術やレベル2に対するセーフガード評価などの自動車技術評価」など、アメリカでの取り組みについて講演した。
アンドレ・ジーク(Euro NCAP Chairman of Strategy Group Rating / BASt Vice President)siが、「EuroNCAPロードマップ2023」の最新状況と「Euro NCAPの要求事項に関するアップデート」をプレゼンテーション。
2023年の新たなテスト項目として、すべての言語によるレスキュー情報の提供、自転車東部保護などが加わった。
アレハンドロ・フラン氏は「ラテンNCAP最新結果」、リュー・レイ氏が「チャイナNCAP」に関してそれぞれ解説した。
その後、四氏による「Advance Car Tecnorogy and NCAP ㏌ the World 2023」をテーマにパネルディスカッションが行われた。
アンドレ・ジーク
14日は、Automated Driving DAYS。
フランソワーズ・ギシャール氏が「Automated Driving New Society and SDG’s+WP29」と題したキーノートスピーチ。
アンドレ・ジーク氏は「自動運転に関するユーザー志向のコミュニケーション」および「レベル2におけるドライバーエンゲージメントをパフォーマンスで評価する」
デビッド・ハーキー氏が、自動車技術評価:衝突を防止し、ドライバーの関心を維持する「ADAS技術に関する最新の評価結果、今後の評価に関する研究計画、レベル2(部分自動化システム)に対するセーフガード評価について」それぞれ講演した。
CATARCのプレゼンテーションでは、リュー・レイ氏とチャン・スイ氏が「チャイナNCAP」に関してそれぞれ解説。c-icapではCATARC中国政府自動車交通研究所が昨年末に発表した自動運転のアセスメントプログラムを解説した。CATARCは「『中国インテリジェントネットワーク自動車技術規定』は、知能型ネットワーク自動車の性能について、高規格、専門的、客観的な評価方法を確立し、中国の知能型ネットワーク自動車技術および産業の急速な発展を助け、中国の自動車産業の国際競争力を強化することをめざしている」とコメントしている。
最後に「Automated Technology and Human Life in the Future 2025」と題したパネルディスカッションが実施された。
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