【速報】令和4年度繰戻金54億円 5年連続増額 自賠制度を考える会
「自動車損害賠償保障自動車損害賠償保障制度を考える会」福田弥夫座長(日本大学危機管理学部長)が、取り組んでいる自賠責保険料額、平成6年度および7年度に、財政事情の悪化を理由に自賠責保険料の積立金2兆円のうち1兆1200億円が自動車安全特別会計から一般会計に繰り入れられた後、繰り戻されない状況が続いている件。
平成30年度予算で23.2億円、令和元年度37.2億円(補正12.5億円)、令和2年度40.3億円(補正8.3億円)、令和3年度47億円と、4年連続して増額の一般会計からの繰戻された。
それでもいまだ6013億円が、自動車安全特別会計(自賠責保険料積立金・剰余金)から一般会計に繰り入れられ、返済されずにいる。
去る11月22日に斉藤鉄夫・国交大臣に、25日には鈴木俊一・財務大臣に、直接面会して要望書を手渡した。
また、12月17日に参議院予算委員会で浜口誠議員が岸田文雄総理、鈴木大臣、斉藤大臣にこの自賠責保険繰戻金問題について答弁を求めた。
その結果、令和4年度は5年連続増額となる54億円の繰戻金が実現した。
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