「2019 NCAP & Car Safety Forum in Tokyo 2019」開催中
アレハンドロ・フラス
日本を含む9地域で組織するクルマの安全性能評価を行うNCAPと業界内外からも注目を集める自動運転をテーマに、世界のキーパーソンたちが年1回東京に集まり、現状や課題を報告する「第6回・2019 NCAP & Car Safety Forum in Tokyo 2019」が、7月29日と30日にルポール麹町で開催中。約80名が参加した。
初日は、世界のNCAP事情を語り合う日「NCAP」day。
今年1月にGlobal NCAPの事務局長に就任したばかりのアレハンドロ・フラスは、NCAPの世界的展望とLatin NCAPの戦略を語った。中国からCATARCの重鎮グオ・ミャオが、China-NCAPの現状と未来についてプレゼンテーション。常連となった二人、アンドレ・ジークは世界の実験場Euro NCAPの生の詳報を語り、カイリル・アンワルはASEAN NCAPの独自の方向性を報告した。
2日目は、自動運転を語り合う日「Automated Driving」day。
ジュネーブの国連UNECEでWP29やSDG17sを支えているフランソワーズ・ギシャールが登場。続いてCATARCのグオ・ミャオは、持続的発展とすぐにも始まりそうな中国の自動運転、その対比を取り上げた。ヨーロッパおよびドイツの自動運転を語るのは、クラウス・パストル。そしてアンドレ・ジークは、自動運転へのEuro NCAPのアプローチをレクチャーした。
初日の幕開けとなるアレハンドロ・フラスは「Global NCAP Near future」と題し、インドやアフリカの衝突安全について、衝突回避に関してスピーチした。
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