予防安全 アルファード/ヴェルファイア 衝突安全 フォレスター、クラウンが大賞 自動車アセスメント
衝突安全性能評価大賞のクラウン
「より安全なクルマはどっち?」その公的指標となるのが、国土交通省と独立行政法人・自動車事故対策機構(NASVA)が予防安全性能、車両衝突安全性能を評価する自動車アセスメント(Japan New Car Assessment Program略称JNCAP)。「平成30年度自動車アセスメント」結果発表会および車両展示が、5月30日に東京国際フォーラムで行われた。
車両部門のうち、車線逸脱抑制装置のような事故を未然に防ぐ技術を評価する予防安全性能評価では、販売台数上位50位前後が対象となるテスト車両の21車種中15車種が126点中 86 点超を獲得。ASV+++として最高評価された。ASV+++評価車両は、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、カローラスポーツ、クラウン、三菱ekスペース/日産デイズ、ノート、スズキ・ソリオ/三菱デリカD:2、スバル・フォレスター、インプレッサー/XV、ホンダ・インサイト、CR-V、N-VAN、マツダ・アテンザ、CX-3、CX-5、CX-8。
満点を獲得したアルファード/ヴェルファイアが、予防安全性能評価大賞に選ばれた。
俗に「クラッシュテスト」と称される衝突時の乗員や歩行者の安全性を調べる衝突安全性能評価は、11車種をテストし8車種が100点中82点以上を獲得。最高評価のファイブスターを得た。ファイブスター評価車両は、スバル・フォレスター、トヨタ・クラウン、カローラスポーツ、カムリ/ダイハツ・アルティス、三菱エクリプスクロス、ホンダCR-V、オデッセイ、スズキ・クロスビー。
最高得点96.5点を得たフォレスターとクラウンが、衝突安全性能評価大賞を獲得した。
今年度の評価テストで特筆したいのは、評価方法が刷新された点。
予防安全性能評価は、①ペダル踏み違い加速性能 ②夜間の被害軽減ブレーキ ③高機能前照灯性能 3つの表基準を新たに追加。
衝突安全性能評価は、より事故の実態に近づけるよう点数のつけ方を見直した。
詳しい評価結果については、以下のHPをご参照ください。http://www.nasva.go.jp/mamoru/index.html
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