【決算】 日本国内販売5.4%増の10万4000台 スバル
スバル(大崎篤社長CEO)が、2024年度(2024年4月~2025年3月)決算を5月14日に発表した。
グローバル販売台数の93万6000台(4.1%減)、主要市場のアメリカにおける小売販売が32ヵ月連続で前年同月超えを達成したものの、海外市場における足元の販売状況や在庫台数などを踏まえた出荷を進めた影響があった。そのうち日本国内10万4000台(5.4%増)。フォレスター、アウトバックやクロストレック ストロングハイブリッド搭載モデルなどの登録車販売を中心に堅調に推移した。
売上収益4兆6,858億円(0.4%減)。新型車効果や価格改定、為替変動などによる増収効果があったものの、海外の厳しい競争環境による販売奨励金の増加および販売台数の減少などの理由。
営業利益4053億円(13.4%減)。当期利益3381億円(12.2%減)。
通期業績見通しは、アメリカの関税政策の動向など、当社グループを取り巻く事業環境は不透明な状況が続いており、未定。
グローバル生産台数ならびに連結販売台数は、バッテリーEVの自社生産に向けた矢島工場における工事影響があるものの、90万台をめざす。
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