「消費増税の反動減無いように期待」JAIA理事長2019年年頭会見

 JAIA(上野金太郎理事長)が発表した2018年1月-12月輸入車新車登録台数は30万9405台。歴代第2位となった。2017年の実績30万6088台と比べて101.1%となり、2年連続して30万台の大台を超えた。これは、1996年-1997年に続いて2回目の記録。日本メーカー車を含めた輸入車新規登録台数は36万6266台。前年より114.3%に増加した。

   この実績を受け、1月21日に、2019年年頭理事長会見が行われた。

   2019年の新車販売見通しについて、上野金太郎理事長は「会員各社にとって前年の台数確保は大命題であり、さらにがんばっていただくことで、昨年並みかそれ以上に着地できると期待している」と、3年連続30万台達成へ明るい展望を述べた。

   販売台数の行方に影響を与えるであろう10月1日に予定される消費税10%増税に伴う駆け込み需要および反動減については「JAIAとしては定量的な見通しを立てていないが、昨年末の『税制改正大綱』で自動車税の恒久減税など需要の平準化のための改正が実現したこともあり、今までとは状況が違う。消費増税の反動減が無いよう期待している。各会員は対策を講じており、販売拠点を増加し、セールスが前倒しで説明している」と上野理事長は述べた。

   また、ユーザーのクルマの買い方が多様化している点に触れ「シェアリング、月額払いのリースが根付いてきているが、これを販売のマイナスと見るのではなく、新たなチャンスと捉えたい」と上野理事長は話した。


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