トヨタ SDLを「シーテックジャパン2018」会場で発表

   CPS/IoTを活用し、あらゆる産業・業種による「共創」を基本としたビジネス創出と、技術および情報交流などを一堂に会する場を開催し、経済発展と社会的課題の解決を両立する「超スマート社会(Society 5.0)」の実現を図る展示会「シーテック ジャパン 2018」が、10月16日から19日まで千葉・幕張メッセで開催中だ。開催テーマは3年連続となる「つながる社会、共創する未来」。出展者725社/団体のうち、345社/団体が初参加となった。

 クルマ関連では、トヨタ(豊田章男社長)、NEXCO東日本(小畠徹社長)、ボッシュ・グループ(クラウス・メーダ―社長)などがブースを構えた。

 トヨタは、モビリティ/ロジスティクスカテゴリーへ出展。LINE(出澤剛社長)との協業による車載器とAIアシスタント「Clova」を連携させる「Clova Auto」サービスと統合させるスマートフォンアプリケーション「スマート デパイス リンク(SDL)」を会場で発表した。

 OSにとらわれないオープンプラットフォームであるSDLを利用することで、スマートフォンアプリを車載ディスプレイ上で操作することが可能になる。運転中にスマートフォンを安全に、便利に、楽しく使うことができる優れモノ。SDLにより、安全・安心を最優先したモビリティライフの実現と交通事故ゼロの実現をめざす。国内初のSDL対応ナビは、12月3日に発売予定。

 初参加となるNEXCO東日本は、主催者企画「IoTタウン2018」の一角に出展。グループ会社のネクスコ・エンジニアリング北海道が先行開発した「プリザヴェーション テクニカル サポート(プレテス)」をお披露目した。「プレテス」とは、現実社会と仮想社会を融合させた複合現実世界を作りだす技術を活用した橋脚などの保全技術高度化支援ツール。

 ホロレンズをかけると、実際の基礎や鉄筋、PCケーブル、円筒型枠などを可視化することができ、構造物の設計や施工上の特性を学ぶ研修ツールとして活用されている。タブレット端末へMR映像を転送することも可能で、構造的要因および外的要因によって発生する経年変化や劣化の要因についても学ぶことができる。

 また、「スマートメンテナンスハイウェイ(SMH)」について、実機などを用いて紹介し、新たなビジネスパートナーの獲得をめざした。SMHとは高速道路の老朽化対策として、ICTや機械化を積極的に導入するとともに、それらが技術者と有機的に融合したメンテナンスに関わる業務基盤を再構築することで、生産性を飛躍的に向上させることを目的にしたプロジェクト。平成7月にSMH構想を発表し、現在は基本計画に格上げ、平成32年までの実現を掲げている。

 「CEATEC AWARD 2018」には、 総務大臣賞が京セラの金属上でもアンテナ特性が低下しない2.4GHz帯の小型・薄型の新アンテナ「Amcenna」、経済産業大臣賞はエアロネクストの4D Gravity搭載 360°VR撮影用 ドローン「Next VR」が、それぞれ受賞した。

  なお、会期4日間の登録来場者総数は、前年比2.6%増の15万6063名。

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