「Empower the Innovators 2023」開催 「電動化の波で需要が高まる計測テクノロジー」がテーマ

HBK製 アコースティックカメラ


 2019年、イギリス・スペクトリスの子会社であるデンマーク・ブリュエル・ケアー(B&K)とドイツ・ホッティンガー・ボールドウィン・メステクニーク(HBM)の2社がホッティンガー・ブリュエル・ケアー(HBK)として統合。HBKはトータル計測チェーンサプライヤー、HBKは世界最高峰の音響振動計測器メーカーとして、50ヵ国、3万5000社の顧客に対して、グローバル展開している。  

   HBK事業部が「Empower the Innovators 2023」を11月30日にオフラインとオンラインでのハイブリットで開催。リアル会場には約50名が、ウェブでは最大時70名超が、参加した。 

  テーマは「電動化の波で需要が高まる計測テクノロジー」。様々な業界における電動化の波の中、バッテリー他の電動駆動部品の開発および動力源の変化に伴う車両開発への影響に対して必要となる様々なソリューションについてエンジニアが講演した。  

 「Power measurement techniques for real world drive cycles – Including Power HIL」と題し、HBKのMitchell Marks氏が、ダイナミックパワー測定の重要性と、HBK eDriveを使って、エンジニアが実エネルギー消費量を正確に評価する方法をタイからライブで紹介。  

 トヨタと三菱自動車の元、振動騒音開発者が「EV化、バーチャル開発時代の自動車騒音開発の考え方」をテーマに、BEVによる動力源の変化、実車レス、バーチャル開発などNV開発の環境は大きく変わっている。この変化の中で、振動騒音(主に車内音と車外騒音規制)開発について概略を説明した。  

 「ゼロプロトタイプへの道:実機による試作車を大幅に減らすための戦略と重要な成功要因」と題し、日本ヴイアイグレイド・吉井亨氏が、バーチャルテスト環境を活用した人間中心の開発アプローチを実現するための重要な構成要素と成功要因、さらにいくつかの自動車会社の事例について紹介した。 

中古車Rパーツ

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