前年より2割増の223名が参加 「第9回 ETAS車載制御・組み込みシステム開発シンポジウム2023」


9月1日付けで新たに就任した水本文吾社長



 車載用ベーシックソフトウェア、ミドルウェアおよびソフトウェアデファインドビークル(SDV)向けの開発ツールを提供するETAS(水本文吾社長)が、車載組み込みシステム開発に関するトレンド、手法、最新技術などについて情報交換を促すためのフォーラム「ETAS車載制御・組み込みシステム開発シンポジウム(ETAS Symposium)2023」を11月17日に東京都内で開催参加登録者は223名で、リアルとオンラインのハイブリット開催だった前年より2割増えた。 

 9回目の開催となる本年度のフォーラムは「変革するモビリティ社会における展望と課題」と題し、ソフトウェアデファインドビークル開発に向けた取り組み、産業構造の変化や規制への対応といった幅広いテーマを取り上げた。  

 基調講演は「車載ソフトウェアのモデルベース開発」と題し、末冨隆雅・マツダ統合制御システム開発本部統括研究長が、ダイナミクス系とコネクティビティのような情報制御系を統合するための情報制御系のモデルベース開発への取り組みを紹介。 「SDM(Software Defined multi-Mobility)時代におけるモノ・コトづくりの変化」三谷明弘・SCSK理事が、自動車産業におけるハードウェアとソフトウェアの分離、開発のエコシステム化、民生と自動車の技術/サービス融和、リカーリングへのシフトなど、時代の黎明期をどの様に捉え、どの様にアプローチしていくかについて紹介した。  

 日立Astemo、トヨタ、ETASの各社が技術講演を行った。

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