トヨタ×セブン-イレブン CO2排出削減にリユース蓄電池
クルマを修理する際、新品部品ではなくリサイクルパーツを使用するとCO2排出削減につながることはご存知の通りだが、勝ち組み企業のトヨタ(豊田章男社長)とセブン-イレブン(古谷一樹社長)は昨年8月に店舗および物流におけるCO2排出削減に向けた検討に関する基本合意書を締結。さらに、6月6日にCO2排出削減をめざした次世代型コンビニ店舗の共同プロジェクトを2019年秋より開始すると発表した。
その具体例として、店舗に定置式のFC発電機とリユース蓄電池を導入するとともに、使用する再生可能エネルギーや水素由来の電力の比率を高めCO2排出削減を図る環境配慮型店舗を5月22日に神奈川県相模原市にオープン。さらに、来年春から店舗へと物流を担うFC小型トラックを2台導入する。
FCトラックは最大積載量3㌧の冷蔵車両で、FC自動車MIRAIのユニットを搭載。1回のフル充填で約200㎞走行でき、セブンイレブンの配送車が1日に巡回する標準的な距離をカバーする。
友山茂樹トヨタ副社長は「持続可能な水素社会を構築するには、水素の安定供給、安定利用の拡大が必要。水素のインフラを普及させるには、水素の需要が増えなければならない。乗用車だけでは限界があり、商用車への展開で需要増加を図りたい」と話した。
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