2022年受注見通し200台超 先行生産拡大で納期短縮 光岡自動車 特装グループ

 光岡自動車(光岡章夫社長)で、霊柩車や搬送車の製造販売を行う特装グループ。受注台数も堅調に推移し、2022 年 1-5 月期 の受注台数は対前年比 124.6%の 90 台。2022 年年間総受注台数は 200 台を超える見込みだ。

 半面、昨年来から続く、各ベース車メーカーの半導体不足などによる納期遅延が、葬祭事業者の車両入替や増車計画にも大きく影響を与えている。

 そこで特装グループでは、昨年6月から取り組んでいる搬送車、霊柩車の在庫販売をより強化するため、これまでの受注生産と先行生産の生産比率を見直し、独自市場調査から分析した人気車種をベースに、搬送車、霊柩車の先行生産を拡大する。 豊富な在庫販売体制を整えることで、市場のニーズに対して、よりタイムリーにお応えできるようにする。

 葬祭業界での搬送車や霊柩車のニーズは、クルマの仕様、代替タイミングや予算など、個別の要求に対応したいわゆる「受注生産」を基本としていた為、納期に時間がかかり、車両故障や事故などの急な要望が発生した場合は、代替車両が手薄になりやすい傾向があった。特装グループでは、こうした状況を踏まえて、2021 年 6 月より、新車のみならず、良質な中古車をベースに積極的な先行生産を行い、早期に必要とされる顧客、および事業者向けに即納体制を整えて、在庫車情報を定期的に公開してきた。

 今後はより積極的な先行生産による更なる在庫車両の上積みを図り、買取り車や下取り車も加えて、以前不透明感の続く環境の中、事業者の「今」にお応えできる体制強化に努めていく。

 在庫車情報ご希望の方、品薄状況が続くストレッチャー付き車両などをご希望の方は、お早めに光岡自動車ホームページのお問合せフォームより「在庫車情報希望」と明記の上、送信ください。

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