【CDRテクニシャン】バランスゲージを活用した基本的な車両損傷の計測方法
センター部
時計回りでしまり、反対回りで緩みます
必ず、緩めてから角度調整を行う事
締めたまま動かすと、破損につながります
角度調整を終えたら、必ず締めてください
スライド部
必ず、緩めてから長さ調整を行い調整を終えたら、必ず締めて
ください
両側一度に延ばさずに、片方を伸ばして足りない場合にもう片
方を伸ばしてください
特に閉め忘れには注意する事。クルマを傷つけてしまう。
持ち方は、そっと手の上に乗せるようにしてください。
けして掴まないようにしてください。てしまいます
スライド部分の長さを調整 してから、先端部分で微調整してください。
計測箇所はマーキングして撮影し、計測箇所を記録に残す。
最新素材(車体の超高張力鋼鈑)の補修
トヨタ新型ヤリスではロッカーパネルのアウタ(外板)パネルに1180級の超高張力鋼板(ハイデン)を使用して補強材を省略することで軽量化。
ハイデンは安全性、軽量化のために使用量増加。プレーム修正機にパワーが必要
ホンダN-ONEで使用した手法では、使用鋼板はN-ONE(590級)より高強度のものを使用しており、ここがダメージを受けた 場合は事実上交換となる。
トヨタ独自の接合技術であるLSW(レーザースクリューウェルディング)は従来のスポット溶接を補完する溶接技術だったが、50系プリウスでは、ドア開口部に関してはメインの点溶接技術として用いられている。
修理は、補修用スポットか、アークによるプラグ溶接となっている。
ホンダはホットスタンプ材はスポット溶接もしくはパルスMIGブレージング溶接を指定、通常のプラグMAG溶接だと溶接破断
を起こす。
980MPa級まではプラグ溶接、780MPa級までは突合せ溶接可能。
「キャビンをいかに守るか」がテーマ。車体を変形させて衝撃吸収。
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