ポンタス・ヘグストロムFCAジャパン社長がPSAジャパン社長を兼務

ポンタス・へグストロム社長

 世界4大自動車メーカーの一角、ステランティスのGroupe PSA Japanの新社長に、7月1日付けでポンタス・ヘグストロムFCAジャパン社長が就任。ステランティスの日本における2子会社を統括することとなった。

 木村隆之Groupe PSA Japan社長はルカ・デルフィノ氏に代わり、Maserati S.p.A.のアジア パシフィック リージョンのマネージングダイレクターに就任する。

 へグストロム社長は1965年4月3日生まれ、スウェーデン出身。

 2008年11月にフィアット グループ オートモービルズ ジャパンの代表取締役社長 兼 CEOに就任。強力なリーダーシップで、2020年はコロナ渦下にありながらも対前年からの減少幅をわずか2%に止め、15%もの減少を余儀なくされた輸入車市場と一線を画した。

 2012年2月からはクライスラー日本の代表取締役社長 兼 CEOも兼任。両社の業務統合を推進し、2012年7月1日のフィアット クライスラー ジャパン創設に伴い代表取締役社長 兼 CEO職に就任し、2015年1月に現在のFCAジャパンとして統合を完成。加えて2011年9月よりFCAアジア太平洋地域(APAC)の経営メンバーであり、2018-2020年には中国を除くAPACのアルファロメオ責任者としての任務も遂行した。

 ボルボ、サーブ、ゼネラルモーターズなどほぼ30年にわたり一貫して自動車産業に深く関わり、日本では通算20年以上にわたり輸入自動車メーカーのマネジメントを歴任。輸入自動車メーカーCEOとしても最長の経歴を持つ。また、日本に加えて、8ヵ国での勤務経験がある。

 ヘグストロム社長は「Groupe PSA Japanの個性あるフランスブランドに携わり、ディーラー並びに従業員の皆さまと共に働くことを光栄に思い、心待ちにしています」と述べた。

 今回の任命について、ステランティスでインド アジア パシフィック (IAP) リージョンのセールス・マーケティング・オペレーションを統括する上級副社長(SVP)であるウィリアム・ヘイズは「自動車業界において確固たる実績を誇るベテラン・プロフェッショナルであるポンタス・ヘグストロム氏が、IAPリージョンで最大の市場である日本を統括することを大変嬉しく思います。そして、木村隆之氏が、歴史あるMaseratiブランドをさらなる成功に導いてくれることも確信しています。お二人の貢献により、日本においても、アジア パシフィック全体においても、ステランティスは成長と成功を続けることでしょう」とコメントした。

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