JADRI一括査定事業の情報件数62万8280件 前年比108% 10年超低年式車が半数超え

             磯貝哲也JADRI代表理事

 全国のクルマ買い取り事業会社が加盟する一般社団法人・日本自動車流通研究所(JADRI、磯貝哲也代表理事)が、12月13日に、品川プリンスホテルメインタワーで全体会議、基調講演、交流忘年会を開催。祝宴には、会員と来賓を合わせて約100名が顔を見せた。

 冒頭、磯貝哲也代表理事は「今年は経済状況も低調に推移しており、われわれ買取り業界も同様な状況が続いています。来年も厳しい状態が続くと思われますが、JADRIの活動をご支援いただきたい」と挨拶した。

 続いて、2018年12月から2019年11月までの今年の事業成果を発表した。

 「共に勝つ」事業環境の創造を理念に掲げるJADRIの基幹活動である一括査定事業は、情報件数62万8280件(前年対比108%)成約率9.5%(マイナス1.9%)で4年連続の下落、配信社数78%(マイナス0.2%)。

 一括査定事業の課題として、車齢10年以上経過した低年式車の情報量が全体の51.8%(3.6%増)と半数を超え、その成約率が3.6%(マイナス0.1%)と低迷している点を挙げた。

 「低年式車両が増えている問題は簡単には解決できない課題だが、新しいクルマの情報の引き上げを媒体へ注力していただくようお願いしていきたい。情報の質の改善に関しては、ユーザーからの申し込みを受けつけるためSNSの電話番号認証を取得し、10月からスタートしました」と磯貝代表理事は説明した。

 共有在庫事業は、出品台数4万4077台(130%)で、成約台数1465台(126%)、成約率3.6%(マイナス0.1%)。

 オークション事業は、JADRIはアライAAで昨年の2倍、年間6回「JADRIコーナー」を開催した。その出品台数は741台(117%)、成約台数587台、成約率79%(マイナス5.0%)。

 すべてにおいて地域一番を取る

 基調講演では、船井総合研究所モビリティ支援部・曽根翼氏が「自動車販売店の『WEB集客UP』最新手法」をテーマに、①自動車業界の市場動向 ②WEBの市場動向 ③WEB活用のステップ ④自動車業界のWEBマーケティング ⑤成功事例の紹介 ⑥明日からできる取り組みについてスピーチした。

 曽根氏は「新聞購買率が年々下がるいっぽう、SNS利用率は、LINEが(2014年)55.1%から(2018年)82.3%、You Tubeが65.1%から75.7%にアップ。スマートフォン普及率は(2010年)9.7%から(2018年)79.2%にアップしている。新聞折込みチラシ頼りの集客では時代についていけない」と試乗動向を解説。

 差別化の8要素――①立地 ②規模 ③ストアロイヤリティ ④商品力 ⑤販促力 ⑥接客力 ⑦価格力 ⑧固定客化力のすべてにおいて地域一番を取ることの重要性を説いた。

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