3代目モデルはFF化 BMW1シリーズ発売開始
BMW1シリーズ
BMW(クリスチャン・ヴィードマン社長)が、第 3 世代となる新型 BMW 1 シリーズを8月29日から販売を開始。11月から順次納車をスタートする。
BMW 1 シリーズは初代モデル発売が2014年。グローバル累計販売台数250万台で、そのうち4%の10万台が日本国内での販売実績。
新型1シリーズの最大の特徴は、従来型までのFRからFFに駆動方式を変更したこと。FF化により、後席のフットスペースが従来型より約40mm広くなるなど、広い室内空間を確保でき、より機能的なモデルに生まれ変わった。ARB(タイヤスリップ・コントロール・システム)を国内モデルで初搭載することで、FF車特有のコーナリング時に車両が外側に膨らんでしまう現象(アンダ・ステア)を大幅に抑制した。
2シリーズ グランツアラー/アクティブツアラーやX1、X2と同様、ミニのプラットフォームをベースにしている。
BMWならではの「駆け抜ける歓び」を追求。アルミニウム製のエンジン・フードを採用した直3気筒1.5Lエンジン、高張力鋼とアルミニウムを効果的に組み合わせた骨格により、最大30㎏の軽量化を実現した。
新型1シリーズはデザインを一新。キドニーグリルは大型化してフロントグリル全体がキドニーグリルとなり、ヘッドライトは4灯ヘキサゴナルLED式を採用した。サイドボディにはくっきりしたプレスラインが入り、リアはL字型テール・ライトがデザイン上のアクセントとなっている。
運転支援機能として、新たにレーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機、「リバース・アシスト」を備えたパーキング・アシストを標準装備。エントリーモデルながら、安全性に抜かりはない。
ターゲットは、初めてのBMWユーザーと女性ユーザーに設定する。
希望小売価格(税込み)は、334万円から。
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