NGP「SDGs」宣言 豊島事件のNPO瀬戸内オリーブ基金へ業界初の寄付金

寄付金を手渡す佐藤幸雄理事長(写真左)

 自動車リサイクル部品団体のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(佐藤幸雄理事長)が、「自動車リサイクル事業を通じて未来のために今できること」をテーマに、2015年国連サミットで再採択された全17目標の「持続可能な開発目標(SDGs)」の趣旨に賛同。NGP「SDGs」宣言を発し、具体的な取り組みをスタートした。

  NGP「SDGs」宣言は「人と車にやさしく 自動車リサイクル事業を通じて、子どもたちと地球の未来を考えます。」。

 宣言達成に向けた具体的な取り組みは、使用済み自動車から始まる国内最大の100万トンの産業廃棄物不法投棄事件「豊島(てしま)」の環境再生、子どもたちの教育支援、循環型社会の構築に重点を置く。

 豊島環境再生に関しては、廃車買取りサービス「廃車王」で1台引き取るごと、NGP産学共同研究によるCO²削減量に応じて、それぞれ寄付金を算出。プラス「廃車王」加盟店に募金箱を設置。集まった浄財を「豊島事件」をきっかけに設立されたNGP瀬戸内オリーブ基金(岩城裕理事長)へ寄付する。寄付金贈呈は、業界初。

   佐藤幸雄理事長は「使用済み自動車の適正処理の高度化とリユース部品を提供して資源循環型社会に貢献することは、自動車リサイクルにかかわるわれわれの使命です。豊島事件の産廃物のうち最大量はシュレッターダスト。この事件を二度と起こしてはならない」と述べた。

  岩城裕NGP瀬戸内オリーブ基金理事長は「豊島事件は2000年6月に公害調停が成立し、国費900億円以上が投入されていますが、昨年新たに地下から610トン以上の廃棄物が見つかるなど今も地下水汚染が続いています」と話す。

 教育支援については、NGPリユース部品に貼られる「ギャランテーシール」1枚につき5点を、交通遺児育英会の「あしながおじさん」へ寄付する活動を継続する。

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