カーセブン「全国チェーンの店舗指導を公開します」セミナー全国4会場で開催
中古車買取り、販売店舗を全国160店舗でFC展開するカーセブンディベロプメント(井上貴之社長)が、「全国チェーンの店舗指導を公開します」と題したセミナーを、6月24日大阪、7月9日福岡、11日香川、16日東京で開催。各会場で15名から30名が参加した。
スケジュールは、第1部・業界情報、第2部・SVによる指導方法の内容、第3部・加盟店の声、第4部・システムの情報提供。
業界情報では、カーセブン加盟店160店舗のうち、創業当初メインだったディーラー比率が60数%に減少。代わって、リサイクルパーツや解体事業者、SSが増加しているトレンドが紹介された。なかでもSSは独立系最大手の宇佐美鉱油はじめ、2017年22店舗、2018年26店舗、2019年39店舗と増えている。
また、JPUC(一般社団法人・自動車購入協会)加盟1746店舗のデータによる買取り台数は、2017年79万8244台から2018年9万1876台となり、買取り市場が拡大している現状が示された。
SVによる指導方法の内容として、西川洋SVGMは、店舗指導の際におもにチェックする項目として①売り買い台数および査定件数や販売接客件数や見積発行数 ②一括査定依頼情報の配信件数・アポ件数・成約台数 ③ジャンル別販売台数と総粗利 ④未決着(HOT)案件の精査 ⑤販売済車両および在庫チェックを上げた。
一括査定依頼に対するカーセブンの指標として、①アポイント率20% ②成約率10% ③実車査定成約率50%を示したうえで「商談ステップ管理『COREシステム』通りにアプローチすれば、アポイント20%はクリアできます。原理原則に立ち返ってスタンダードな活動ができれば、一定の業績確保は可能です」と述べた。
加盟店のナマの声を聞くコーナーでは、東京会場では、大田勝彦アスドリーム社長(カーセブン神栖店・茨城県)、和田真吾ハンズ社長(同松戸中央店・千葉県、江戸川店・東京都)が登壇。
大田社長は「『安心宣言』によるブランド力で、競合他社と同額でも買取ることができる」。和田社長も「2店舗ともチェーン店のひしめくエリアに出店しているが、ユーザーとの信頼の構築を重視しているところがカーセブンの魅力」と話した。
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