ボッシュ モビリティ分野の新事業「パーフェクトリー キーレス」を日本初公開

                       「パーフェクトリー キーレス」のデモ

 ボッシュ(クラウス・メーダ―社長)が、「2019年次グループ年次記者会見」を6月25日にボッシュジャパン本社にて開催した。

 クラウス・メーダ―社長は「先日、ボッシュは2020年にカーボンニュートラルになると発表しました。2007年に2020年までにCO²排出量を20%削減する目標を決めましたが、2014年にこの目標を達成。削減目標を35%に引き上げました。この目標を達成するために、①エネルギー効率を上げること ②ボッシュ施設で作りだすグリーンエネルギーを増やすこと ③グリーン電力の調達量を増やすこと ④避けられないCO2排出量のオフセットの4つの手段があります。

 ボッシュ・グループのグローバル売上高は785億ユーロ、営業利益率は55億ユーロ。日本の第三者売上高は約3250億円で、前年比10%増の2年連続2桁成長を記録することができました。日本を含むアジア・パシフィック地域の売上高は、グループの30%を占めます。日本では、パワートレイン関連商品や先進安全運転支援分野を含むセーフティーシステム向け製品、ボディエレクトロニクス製品の取引拡大により、モビリティソリューション事業が11.6%増加。成長をけん引しました」とスピーチした。

 モビリティ分野の新事業として、スマートフォンをクルマのカギとして利用する安全なキーレスエント リーシステム「パーフェクトリー キーレス」の開発車両を日本で初公開した。

 他メーカー、サプライヤーのドアロック、アンロックやエンジン始動のためにキーを必要としないキーレスエントリーシステムは、長波と極超短波周波数で車両とキーの通信を行いボタンを押さないとロック・アンロックがされない受動的なシステムが一般的。

 「パーフェクトリー キーレス」では、スマートフォンと車両がBluetooth経由で通信する。このため、スマホをポケットに入れたままクルマに近づく、またはクルマから離れるだけで、ロック・アンロックが自動で行われる。昨年日本でも初めて警察に車両盗難の被害届が出されたリレーアタック(中間者攻撃)にも、有効なキーレスシステムといえる。クラウド経由でデジタルキーを管理できるため、乗用車だけではなく、複数のユーザーが同じ車両を使用するカーシェリング、運送事業者の用途も広がりが期待されている。

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