創立60周年記念祝賀会に190名が出席 JAMTA

祝賀会の鏡開き

 正会員44社が加盟する一般社団法人・日本自動車機械器具工業会(JAMTA 辻修理事長)が、5月29日に「令和元年度通常総会」および「創立60周年記念祝賀会」をアイビーホール青学会館で開催。記念祝賀会には約190名が顔を見せ、鏡開きと交通遺児育英会への寄付金贈呈が行われた。

 JAMTAは昭和34年(1959年)に全国の自動車機械工具類専業事業者の組織化が図られるなか、任意団体の自動車機械工具工業会として設立。昭和54年に社団法人・日本自動車機械器具工業会と改組。今年で60周年の節目を迎えた。

 辻修理事長は「工業会が誕生して5年後の1964年には東京オリンピックが開催。日本のモータリゼーションが急激に進み、当時200万台以下だった自動車保有台数も、現在は6200万台へ非常に大きく成長しました。工業会会員企業は、当時より自動車の安全、安心に関わる整備等に必要とされる自動車の機械器具を開発し続けております。日本のモータリゼーションの発展に、少なからず寄与できたと考えています。

 昭和、平成と時代は変遷し、令和の時代になりました。来年2020年には再び東京でオリンピックが開かれます。このように時代が大きく変貌するなか、自動車産業は100年に一度の大変革期を迎え、自動運転に代表される新しい技術が市場に投入されています。複雑、高度化する自動車整備に対応できるよう、この時代の節目に工業会の会員企業はさらなる努力を重ねて、さらに進んだ整備機器を開発していきたい。健全で、安全なクルマ社会を支えていくことが、当工業会の重要な使命であると考えています」と挨拶した。

 総会では、総務・技術・国際の3つの委員会ごとの事業計画が承認された。

 <総務>会員増強、創立60周年記念事業、「オートサービスショー」への出展と「東京モーターショー」への参画。<技術>エコ対策の推進、エネルギー効率の向上を通じて、コスト削減を図るとともにCO²などの温室効果ガス削減に努めるために必要な技術情報の収集、提供を引き続き行うこと、自動車機械器具の技術の高度化に関する研究。<国際>「SEMA SHOW」および11月4日から10日開催の「AAPEX展」へ、調査団を派遣。リニューアルされたHPを活用した広報活動。

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