NPO JARAがAAEF国際本部事務局に 今年は「世界の窓口」作りを中心に活動
国内最大数の自動車リサイクル部品流通ネットワーク(株)JARA(日本自動車リサイクラーズ・アライアンス)(北島宗尚社長)の関連団体で、使用済み自動車の適正処理を推進する特定非営利活動法人・全日本自動車リサイクル事業連合(NPO JARA、髙橋敏理事長)が「第15回通常総会」を5月17日に(株)JARA本社で開催した。総会の定足数は、会員数52社、出席15社、委任状37社で出席率100%。
冒頭、高橋敏理事長は「総会も15回目、15年を迎えたことになります。人間でいえば15歳で、自分がどこをめざしていくかがわかる年ごろになったといえます。この業界も2世代目が増えだし、クルマも電動化で大きく変わってきており、まだまだわれわれがやるべきことはたくさんあると感じています」と挨拶した。
総会では、①平成30年度事業計画、収支決算書、会員の状況報告 ②平成31年度(令和元年度)事業計画(案)、収支予算(案) ③平成31年度(令和元年)役員変更(案)の3つの議案が審議され、原案通りに承認された。
今年度の事業計画については、基本的には昨年の活動を引き続ぎながら展開。そのなかでも、昨年11月インド・ニューデリーにて開催した「第11回アジア自動車フォーラム(AAEF)」で、NPO JARAが各国からAAEF国際本部事務局の要請を受けたことを踏まえ、「世界の窓口」作りを中心に活動を行う。
おもな活動は以下の通り。
① 「アジア自動車フォーラム」国際事務局としての展開
② 関連企業間のマッチング
③ 国内企業の海外対応サポート
④ 講演、研修会などの実施
⑤ 展示会への出展
なお、5月23日からイギリス・ロンドンで開催される「IRT2019inイギリス」へ参加、「第12回アジア自動車環境フォーラム」の開催を予定している。
今年度は役員改選期に当たり、理事13名、幹事2名が選出された。新任理事は、丸山克哉氏(コベルコ建機)、小野田弘士氏(早稲田大学)、土門志吉氏(大晃商事)の3名。
また、NPO JARA会員へ優良リビルト商品として紹介するための基準が発表された。
① 該当リビルト製品を10年以上製造 ②保証期間1年または走行2万㎞/h ③クレーム発生率0.5%以下 ④東京ビッグサイトでの「オートアフターEXPO」など全国規模の展示会、イベントへの出展実績のあるメーカー 以上4項目をすべてクリアした商品が優良リビルト商品の対象となる。
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