2027年から4年間で次世代ハイブリッドモデルをグローバルで13モデル投入 ホンダ
ホンダ(三部敏宏社長)が「2025 ビジネスアップデート ~事業環境を踏まえた四輪電動化戦略の軌道修正について~」を5月20日に開催。四輪電動化を中心としたホンダの取り組みについて説明した。
概要は以下の通り。
足元のEV市場環境の変化と軌道修正の方向性
・知能化を軸とするEV・ハイブリッド車の競争力強化
・パワートレーンポートフォリオの見直しによる事業基盤強化
①次世代ADASの開発、適用拡大による四輪競争力の向上
・新たな次世代ADASを、2027年頃に北米や日本で投入を予定する、EV・ハイブリッド車の主力ラインアップに幅広く適用
②ハイブリッド戦略の強化
・2027年から4年間で次世代ハイブリッドモデルをグローバルで13モデル投入することで幅広いラインアップを構築
③EV普及に向けた取り組み
・2030年時点のEVの販売比率の見通しは、これまで目標としていた30%を下回ると想定。これに伴い、EVのラインアップや投入時期、カナダでの包括的バリューチェーン構築などの投資時期といったEV戦略のロードマップを見直し
④四輪電動化戦略の軌道修正
・2027年以降に投入する次世代モデルからはEVに加え、ハイブリッド車の主力モデルにも新たなHマークを適用
⑤四輪の生産・調達体制
・EVかハイブリッド車かといった需要変動や、各国の政策変動などの不測の要因に左右されにくい、レジリエントなサプライチェーン戦略をめざす。
上海モーターショーでWPされた東風Honda GT、広汽Honda GT
2025年3月期で世界シェア約4割に当たる2057万台の販売台数、37の国と地域において過去最高を達成した二輪事業は、長期的には世界シェア5割、2030年においてはICE搭載車と電動二輪車両方を含めてROS(売上高営業利益率)15%以上の盤石な収益基盤を確立をめざす。
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