来期営業利益見通し995億5000万円減の3兆8000億円　トヨタ

　トヨタ(佐藤恒治社長）が、2024年3月期 （2024年4月～2025年3月）の決算を5月8日に発表した。

　グループ総販売台数936万2000台(99.1%)。そのうち日本国内199万1000台（99.9％）。

　営業利益4兆8036億7000万円（2941億3000万円増）。未来に繋がる総合投資や足場固めの取り組みを進めながら、価格改定効果や、バリューチェーン収益の拡大などの改善努力を着実に積み上げ、高水準の利益を確保した。

　2025年度通期見通しは、グループ総販売台数980万台(104.7%)。そのうち日本国内207万台（104.0％）。

　営業利益3兆8000億円（995億5000万円減）。足場固めの成果を取り込みつつ、中長期視点での総合投資を継続し、経営基盤の強化と将来の収益の柱を育成。アメリカの関税影響は、４・５月分の影響見込みを暫定的に織り込み済み。