共同購買、ETCセットアップの収益事業は前年実績並みの見通し 全部協

 整備工場やガソリンスタンド、ハイヤー・タクシー・バス・トラック等の運送事業者に自動車補修部品および関連製品を販売・供給する卸業者「地域部品商」416社が加盟する全国組織の事業協同組合である全日本自動車部品卸商協同組合(森川等理事長 全部協)が、第10回通常総代会、講演会、懇親会を6月19日にアートホテル日暮里ラングウッドおよびオンラインで開催した。

 森川等理事長は「CASEのなかでもっとも重要なコンセプトはコネクテット(通信)になると思います。クルマがインターネットとつながることで、どのような新しいビジネスが生まれるか注視していく必要があります。全部協の活動も10年を迎え、今年は地方へ出向いての活動を理事会開催と合わせて実施します。難しい時代に、組合員の皆さまにはぜひ全部協をもっと使っていただきたい」と挨拶した。

 第1号議案 令和4年度事業報告および決算関係書類 第2号議案 令和5年度事業計画と収支予算案 第3号議案 賛助会員規約の改正案 第4号議案 令和5年度の賦課金および徴収方法 第5号議案 役員の報酬 第6号議案 字句の一部修正委任 第7号議案 事務所移転に伴う定款の一部変更   以上7つの議案が原案通り承認された。

 このうち令和5年度事業計画は、編成基本方針として、①会議開催方法の見直しを行う ②組合活動をもっと組合員に知っていただく ③組合員に収益事業をもっと利用していただく ④令和5年度に上記を試行して成果を把握する

 共同購買事業は前年の実績並みの4860万円の予算を見込む。ETCセットアップ事業も635万8000円と前年並みの予算規模。互換システムは2245万円と前年並みの実績見通し。

 総代会後の講演会では、戸塚悠二・経済産業省製造産業局自動車課課長補佐が「自動車分野のカーボンニュートラルに向けた国内外の動向等」をテーマに話をした。 

賛助会員が総代会会場にブース出展

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