国内初の商用EVメーカーHWE お台場にショールームを5月15日オープン
国内初の商用EVメーカー、HW ELECTRO(蕭偉城社長)が、多用途商用EV「ELEMOシリーズ」を展示するショールームを、5月15日、東京・お台場にオープン!
ショールームの場所は、東京都江東区青海に所在する世界最大級のSOHOマンション「the SOHO」の1階。
ショールームは白をベースにコーポレートカラーであるブルーをアクセントカラーとして採用。「ELEMO-L(エルモ・エル)」と「ELEMO-K(エルモ・ケー)」が実車展示され、「環境問題」と「社会貢献」の視点から「The Essential Piece of Mobility (人に、社会に、不可欠なピースであるために)」をめざすHW ELECTROの世界観を演出する。
【試乗記】商用車に左ハンドルはアリか・・? ELEMO-L
インパネ周りもシンプルなデザイン
キャンピングカーのベース車両として魅力的
多用途中型商用バン「ELEMO-L」に試乗した。
車両サイズは全長5457mm×全幅1850mm×全高2046 mm。キャンピングカーのベース車両の定番、トヨタ・ハイエースサイズ。車両スペックは最大積載量1250kg、バッテリー容量43.5 kWh。一充電走行距離270km。
6月から販売開始予定で、価格は450万円(税別)。
乗り味は商用車そのもの。乗用車EVの日産リーフと比べると、モーター音は車室内に入ってくるし、足回りも固く道路の突起による振動もダイレクトに拾う。着座面が高いので、全長が長めでも、車両感覚はつかみやすく運転はしやすい。
インパネ周りもシンプルなデザインで、ダイヤル式のシフトもR-N-Dの3パターン。
これらの特徴は、商用車に特化したELEMOシリーズのキャラクターからすれば、納得できる。
最大のウィークポイントは発売当初は左ハンドルのみの設定という点だろう。
日本の狭い道路で頻繁に乗り降りする配送業者や物流業者が商用で使うことを考えれば、左ハンドルは不便だ。BtoBへの販売を想定するならば、右ハンドル車の早期投入が待たれるところだ。
むしろ左ハンドルであれば、ハイエースやFIATデュカトのライバルとして、キャンピングカーのベース車両としてのBtoC販売に期待が持てる。
日本のユーザーへの販売を考えれば、HWELECTROが整備マニュアルから取扱説明書といったアフターサポートをしっかりと提供できる点は、他のEVメーカーより大きなアドバンテージになるはずだ。
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