「時代を切り拓く新・事業戦略 - デジタル技術でいかに業界を変革するのか -」上映会 SPEEDA R&D
村田製作所の岩坪浩専務が、11月24日に公開されたNew Picks Stage.制作のオンライン経済番組「New Business Way #7『時代を切り拓く新・事業戦略 - デジタル技術でいかに業界を変革するのか -』に出演。今年5月に経済情報プラットフォームのSPEEDAが主催した「ムラタの技術開発に学ぶ 共栄の事業創出」に続いて、共栄の事業創出などテーマに関して藤長国浩・ソフトバンク常務、藤田研一・BRIC&Associates社長の3名で1時間40分に渡ってディスカッションした。
冒頭、岩坪専務は「村田製作所はこうありたい姿を実現するための成長戦略『ビジョン2030(長期構想)』を掲げているが、メイン事業の製造業が衰退してから新事業や人材育成を始めても遅い」と述べた。
おもなトピックスは以下の3点。
①デジタル×事業戦略の取り組み。
「突然DXが出てきわけではない。DXという言葉が出る前からこの問題に関してディスカッションしている」(岩坪専務)。
②デジタル技術をいかにビジネスモデルへ実装するか。
「日本とドイツはモノづくりは上手だが、人が育ちにくい。マシンからデータが出てこないからセンサー性能が悪くなる。企業の財産は人」と岩坪専務は、製造業の「見える化」と「つなげる」の重要性を語った。
③時代を切り拓く「新」事業をカタチにするために最も大切なこと。
岩坪専務は「これからのビジネスは一社ひとりでは絶対できない。村田製作所側から何をやっているかの情報を発信して、誰かを巻き込んで集合体を作るつながりを作っていきたい」と「ビット」「見える化」「共創」そしてパートナー作りに関して述べた。
当日にユーザベース本社で行われた上映会の様子。村田製作所・岩坪氏、BRIC&Associates・藤田氏が感想を述べた。
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