為替変動の増収効果、販売台数増加で売上収益1兆7509億円の増収増益 スバル中間決算
9月15日WPされたクロストレックス
スバル(中村知美社長)が、2023年3月期第2四半期決算(中間決算)を11月2日に発表した。
全世界生産台数は、半導体供給不足による生産制約のリスクは依然として残るものの、柔軟に生産計画を調整したことなどにより、42万5000台(124.5%)。そのうち国内生産28万3000台(129.9%)、海外生産14万3000台(105.0%)。
全世界販売台数は、重点市場である米国を中心に堅調に推移し、39万9000台(106.2%)。
連結売上収益は、為替変動による増収効果および販売台数の増加などにより、1兆7509億円(130.5%)。
連結損益については、原材料価格の高騰および諸経費等の増加があったものの、為替変動による増益効果および販売台数の増加などにより、営業利益1104億円(560億円増)、税引前利益1204億円(592億円増)、四半期利益779億円(331億円増)。
なお、現在のバックオーダーは約4万7000、8000台。
通期連結業績見通しは、原材料価格の高騰を価格政策および販売ミックス改善などで一定程度打ち返すとともに為替変動による増益効果を織り込み、売上収益は3000億円増加の3兆8,000億円、営業利益は1000億円増加の3,000億円、当期利益は700億円増加の2100億円にそれぞれ修正する。
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