ボッシュがドイツ・ドレスデンの半導体製造工場のオープニングイベント
オープニングセレモニー
半導体の供給不足が自動車生産に影響を与えるなか、ボッシュがドイツ・ドレスデンに新たに開所する半導体製造工場のオープニングイベントを6月7日にオンラインで実施。オープニングセレモニーには、アンゲラ・メルケルドイツ連邦共和国首相も駆けつけた。
新工場は、世界で最も近代的な半導体製造施設であるとともに、ボッシュ初のAIoT(AIとIoTの組み合わせ)工場。完全にデジタル化され、高度にネットワーク化された半導体製造工場では、主に自動車用マイクロチップを製造する。
電動工具向けの最初のチップは計画よりも半年早く、7月に開始予定だ。
ボッシュはすでに、シュトゥットガルト近郊のロイトリンゲンで半導体工場を稼働させている。ドレスデンの新しいウエハ製造工場は、ボッシュが半導体の急激な需要増に対応するとともに、ドイツをハイテク拠点にするための取り組みへの姿勢を改めて表している。
ボッシュは、世界で最も先進的なウエハ製造工場のひとつとなるこのハイ テクな製造工場に、約 10 億ユーロを投資。さらに、新工場建設のためにドイツ政府、具体的にはドイツ連邦経済・エネルギー省から助成金も付与されている。
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