スバル 2022年3月期グローバル販売台数100万台見込む
スバル(中村知美社長)が5月11日に2021年3月期 通期連結決算を発表した。
全世界販売台数は、第 2 四半期以降、重点市場の北米を中心に販売が回復傾向となり、第 3 四半期は前年を上 回る水準で推移したものの、第 4 四半期は主に半導体供給課題の影響を受け、通期として前年同期比 16.8%減の 86万台。
このうち海外販売台数は16.5%減の 75万8000台、国内販売台数は19.1%減の10万2000台。
連結損益については、前年同期に比べ販売管理費の圧縮や保証修理費の減少により諸経費等が減少したものの、 販売台数の減少により、営業利益は前年同期比 1079 億円減少となる 1025 億円、税引前利益は937 億円減少となる 1140 億円、当期利益は 761 億円減少となる 765 億円。
2022 年 3 月期 通期連結業績見通しは、全世界販売台数は主力の北米市場を中心に回復を見み、100万台を計画。
連結業績は、今期も半導体供給に関するリスクはあるものの、販売台数の増加などを織り込み、売上収益は 3 兆 3000 億円、営業利益は 2000 億円、税引前利益は 2030 億円、当期利益は 1400 億 円を計画する。
合わせて、2025年中期ビジョン「STEP」の進捗が発表された。
中村知美社長CEOは「品質改革投資枠1500億円に関しては具体的案件への振り分けが完了し、着実に実行中。また『SUBARUらしさ』を追求した初のグローバル展開EV『ソルテラ』を2020年央に日本、北米、ヨーロッパ、中国で発表します」と述べた。
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