鈴木修スズキ会長が退任 代表権も返上して相談役に
スズキ(鈴木俊宏社長)は2 月 24 日開催の取締役会で、鈴木修会長(取締役会議長)が退任する人事を発表した。1977年いらい、44年間持ち続けてきた代表権も返上して、6月の株主総会で相談役に退く。
鈴木会長は91歳。1958年に鈴木自動車工業(現スズキ)に入社し1978年に社長就任。2000年にいったん会長に退いたが、2008年に会長兼社長として復帰した。2015年、長男の鈴木俊宏社長就任後も代表権を持つ会長として経営トップを務めた。
日本独自規格の軽自動車「アルト」、「ワゴンR」をヒットさせ、1980年代に他メーカーに先だちインドに進出、2019年にはトヨタと資本提携を結ぶなどの実績を残した。
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