バッテリ電圧変動に強い車載プライマリDC/DCコンバータ「BD9Pシリーズ」を発表 ローム

車載プライマリDC/DCコンバータ「BD9Pシリーズ」

 ローム(松本功社長)は、バッテリ電圧変動に強い車載向けDC/DCコンバータ「BD9Pシリーズ」全12機種を「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)」で、10 月 20 日に発表した(https://online.ceatec.com/event/92/booth/967)。

 自動車の電装化が進むなか、バッテリおよび発電機から供給できる電力には限りがあるため、低消費電力化が求められている。

 「BD9Pシリーズ」は、バッテリからの入力電圧が変動した際に安定した動作を可能とし、一般品と比較して電圧変動時の出力のオーバーシュートを1/10以下に抑制。これまでオーバーシュート対策として使用されていた出力コンデンサの追加を不要とした。

 新たな制御方式の採用により、電源ICで一般的に背反するといわれる高速応答と高効率を両立。高負荷時の変換効率を92%(出力電流1A時)とするだけでなく、軽負荷時の変換効率においても、85%(1mA時)を達成し、軽負荷から高負荷まで業界トップクラスの高効率を実現した。

 これにより、走行時だけではなく、エンジン停止時の低消費電力化にも貢献できる。

 さらに、新製品と、その後段に接続されるセカンダリDCDCコンバータ「BD9Sシリーズ」を組み合わせることで、従来の電源回路より高効率かつ高速な車載用電源回路を構成。これらは、ロームが提案するリファレンスデザインとして、公式Webサイト上にも公開する。ボードや各種ツール、そして無償Webシミュレーションツール「ROHM Solution Simulator」を活用することで、実使用に近いシミュレーションが可能で、アプリケーション設計時の負荷を大幅に低減する。

 新製品は2020年10月から月産5万個の体制で量産(サンプル価格500円/個:税抜)を開始する。

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