2月国内鉄スクラップ価格 引き続き下落

  日本鉄リサイクル工業会が発表した国内鉄スクラップマーケット情報によると、1月下旬に始まった国内鉄スクラップ価格の値下がりは、2月に入ってその動きを強めた形となり全国的にさらに下落した。

  関東地区では、H2の炉前実勢価格2万円以下が増え、中心価格は2016年10月いらいの低レベル。この背景には、電炉の粗鋼生産量の落ち込みがあり、また高炉メーカーが発表した大規模な合理化案も鉄鋼業界全体に暗い影を落とすこととなっている。

 いっぽう、国際市況はトルコ向け価格が中旬に底打ちから上昇に転じ、米国産HMSが280ドルCFRと直近の安値比20ドル上昇したのを皮切りにアジア向け価格も回復を見せたが、前月の価格水準には至っていない。日本産輸出の動きは、韓国向けは需要家の動きが鈍く低迷しているものの、ベトナム、台湾向けは国内価格以上での成約が期待できるとの見方が出ており、東京湾岸の価格は地場電炉の炉前価格を上回っている。

  輸出向け価格上昇の影響から国内市況にも底打ち気配が見え始めているが、新型コロナウィルス問題の市況に与える負の影響も無視できない状況になりつつあり、先行きの読みにくい展開だ。

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