キャンピングカー426台が幕張に集結 「ジャパンキャンピングカーショー2025」

 最新・人気モデルなどが一堂に集結するアジア最大級のキャンピングカーの展示商談会「ジャパンキャンピングカーショー2025」(JCCS2025)<主催・一般社団法人日本RV協会(荒木賢治会長 JRVA>が、1月31日から2月3日の4日間、幕張メッセ1~6ホールで開催中

 全国から最新・人気モデルのキャンピングカーが426台が集結。例年、出展するビルダーはJCCSをニューモデルお披露目の場に選ぶことが多く、新型車両目当ての来場者が会場ブース内で見積りを取り、商談を進めるケースも珍しくない。

 今年のテーマは「キャンピングカーで人生に彩を。GO RVing」。会場内に7色に分かれた新たなコンセプトゾーンが登場し、移動手段としてのクルマではなく、新しいレジャーの形、災害時の住居、テレワークが出来るオフィスはじめ、無限大のキャンピングカーの魅力を表現した。

 JCCS恒例のキャンプやアウトドア、キャンピングカーが好きな著名人1名に毎年贈られる「第13回 キャンピングカーアワード」には田村淳さんが選ばれた。

2024年キャンピングカー販売総額1126.5億円超で過去最高

 一般社団法人日本RV協会は、会員企業のキャンピングカーメーカーおよび販社や全国のキャンピングカーユーザーに調査し、業界動向を取りまとめた「日本RV協会 年次報告書2024」を発行した。

 キャンピングカーの販売売上総額は増加傾向にあり、2024年のキャンピングカー販売売上総額は新車・中古車を合計して過去最高の1126.5億円(対前年比107%)

 ここ10年で約4倍となり、市場規模は急激に拡大しました。近年、売り上げは順調に増えていて、需要の増加などの理由でこの傾向は続くと考えられている。

 国内生産台数や廃車台数などを調査し、算出した国内キャンピングカーの保有台数は、調査当初から増え続けており、2016年には10万台を超え、2024年は前年より1万台増えて16万5000台。様々な車両タイプの流通に加え、移動手段としてのクルマだけではなく、新しいレジャーの形、災害時の住居、テレワークが出来るオフィスとしての利用など、多岐に渡る活用方法への関心が高まっており、新しいライフスタイルのなかにキャンピングカーという文化が浸透してきたといえる。

 世界に目を向けてみると、日本の国土面積に近いドイツでは約160万台のキャンピングカーが保有されています。日本と比べると約10倍、キャンピングカーにはそれだけの需要があると考えられます。今後、キャンピングカーの国内マーケットはさらなる成長が期待できる。

 国内キャンピングカーの2024年生産台数は、前年比95%の9559台。近年、順調に生産台数が増加していましたが、ここにきて減少する結果となりました。2024年は自動車メーカーからのベースが納品されない、もしくは遅れる事例が多数発生した。ベース車両の供給不足が生産台数の増加を抑制する要因の一つになっている。

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