レクサス、トヨタ、VWが J.D. パワー「2018年 日本自動車トータルアワード」
アメリカ本社を起点に世界16拠点を持つCS(顧客満足度)調査・コンサルティングの国際的専門機関のJ.D. パワー ジャパン(山本浩二社長)が、今年実施した各自主企画調査のNo.1ブランド各社を表彰する「J.D. パワーオートサミット2018」を、11月14日にザ・キャピトルホテル東京で開催。約140名が出席した。
山本浩二社長は「2010年以降、自動車産業は大きな変革を迎えています。われわれはその変革を『モビリティ・ティストラクチャー』と呼んでいます。『モビリティ・ティストラクチャー』をビジネスチャンスととらえて、新らたなビジネスオプチュニティの創出をみなさんと一緒に考えていきたい。本日のセミナーが、その一助になればと思います」と開会挨拶をした。
アメリカJ.D. パワーは今年で創業50周年。それを機に今年新たに創設された「2018年 日本自動車トータルアワード(Japan Total Ownership Experience Award)」には、ラグジュリーブランドがレクサス、量販ブランドはトヨタとVWが同率で受賞した。
各部門の第1位は、以下の通り。
大型/小型トラック顧客満足度は、日野。日本自動車セールス満足度(SSI)調査は、量産ブランドVW、ラグジュアリーブランド レクサス。日本自動車初期品質調査(IQS)は、軽自動車ホンダN-WGN、コンパクト ダイハツ・トール、ミッドサイズ日産リーフ、ミニバン トヨタ・ノア、量販ブランドダイハツ、ラグジュリーブランド メルセデス・ベンツ。日本自動車サービス満足度(CSI)調査は、量販ブランドVW、ラグジュリーブランドレクサス。日本自動車商品魅力度調査(APEAL)は、ブランドランキングレクサス、コンパクトトヨタ・アクア、ミッドサイズホンダ・シビック、ミニバントヨタ・アルファード、軽自動車ホンダN-BOX。日本自動車耐久品質調査(VDS)は、軽自動車ホンダN-ONE、コンパクトトヨタ・ヴィッツ、ミッドサイズトヨタSAI、ミニバントヨタ・エスクァイア。日本ナビゲーションシステム顧客満足度調査<自動車メーカー純正カテゴリー>は、量販ブランドトヨタ、ラグジュリーブランドレクサス。同<市販ナビカテゴリー>は、アルパイン。
授賞式に先立って行われた第1部では、ジャーナリストの桃田健司氏が「クルマの未来」と題した特別講演。タレントの竹岡圭さんがコーディネーターを務め、経済産業省の小林大和氏、NTTドコモ IoTビジネス部の谷直樹氏桃田健司氏、J.D. パワー ジャパンの木本卓氏による「Mobility Disruptors 〜ユーザー視点でみる今後のクルマ社会〜」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。
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