新素材リグミンを内外装に用いた光岡ビュートが実車搭載実験

   光岡自動車(光岡章夫社長)、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研、中鉢良治理事長)、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所(森林総研、沢田治雄理事長)、宮城化成(小山 昭彦社長)の4社/機関が、日本固有種であるスギから抽出した改質リグニンを樹脂成分として用いたガラス繊維強化プラスチック製(GFP)を自動車内外装部品として搭載した世界初の自動車を共同開発した。

   木材成分の約3割を占めるリグニンは、耐熱性、難燃性などを発揮する優れた材料となる可能性を秘めていたものの、これまでは大半が破棄されていた。

 光岡自動車では売れ筋モデルのビュートを試作車に提供。内装部品として、改質リグミンを使ったドアトリム 4 枚、スピーカーボックス、アームレストそれぞれ 4つ、外装部品としてはボンネットを装着した。

 10月から試作車を用い、温度・天候・紫外線など環境変化に富む屋外で実車搭載試験を開始。今後は、一年程度をかけて自動車内外装部品の変化をモニターして、長期間、十分クルマの実用に耐えるかどうかを調べる。

 光岡自動車と言えば、市販車をベースにFRP架装したモデルが知られるが、FRPは工場加工の際に異臭を発するのが悩みの種だった。改質リグニンは、その点も心配ないという。


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