仕入れ拡大の「廃車王」強化と部品販路拡大を最重点施策に NGP通常総会

   自動車リサイクル部品大手のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(佐藤幸雄理事長)が、10月22日に、千葉県浦安市のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで「(株)NGP第27期株主総会」と「第14回通常総会」を開催した。

 総会の冒頭、昨年12月20日に亡くなった多久島康彦・パーツライン社長(長崎県)、10月14日に死亡した西山清・西山自動車商会社長(神奈川県)に黙とうが捧げられた。続いて、創立者の大石一彦氏が掲げたNGP三大信条(①お客様第一! ②より良い商品を!より正確に!より早く!③補修備品業界のリーダーたること!)を唱和した。

 佐藤幸雄理事長は「100年に一度の大変革に際し、われわれを取り巻く事業環境は依然厳しい状態が続いています。2017年国内新車販売台数は2.3%増、軽自動車8.1%増となりました。今後、私たちに入ってくる使用済み車両は軽自動車の占める割合が多くなると予想されます。整備業者の売上金額は1.7%増ですが、事故整備は1.6%減。リサイクル部品業界においては、2015年をピークに、部品受注金額、販売金額とも右肩下がりが続いています。また、先進安全予防技術を搭載した車両の普及に伴うリサイクル部品の販売機会減少が大きな影響を与えると予想されます。リサイクル促進センターの集計による使用済み車両引き取り台数は6.7%増となりましたが、平均使用年数の長期化により、部品取り車両の質が低下しております。こうしたなか、NGPグループでは7月の西日本豪雨の際には、提携先損保会社と企業からの引き取り要請に対応すべく、岡山、広島、福山の3ヵ所に臨時ヤードを構え、計36社のべ80名が2ヵ月超活動し、NGPグループの結束力、仲間同士の絆を強く感じることができました。めまぐるしく変化する需給環境の中、今以上に重要な施策の実行とスピード感のある対応が必要です。NGPグループの将来を見据え、より強く団結して前へ進む必要があると思います」と挨拶した。

   総会では、平成29年度事業報告、平成30年度事業方針など6つの議案が審議され、すべて原案通りに承認された。

   今年度NGPグループは、昨年掲げた4つの重要方針①入口の課題「車両仕入れの拡大」②中間の品質「お客様満足度向上によるNGPファン作り」③出口の課題「リサイクル部品の販路拡大」④人材育成「自動車業界の変化に対応すべく、将来を見据えた人材育成計画」を継続。

   このうち①「車両仕入れの拡大」と③「リサイクル部品の販路拡大」に特に力を入れる。

  「車両仕入れの拡大」については、現状約7%の廃車買取りサービス「廃車王」を強化。4月業界初の全国TVCMで注目を集めたが、11月にもスポットCMを放映する。「リサイクル部品の販路拡大」に関しては、BtoCの強化に加え、グローバル対応も視野に入れる。

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