超小型EV車BiRO 東京上陸 オーナーが検定受けて販売店に

 

 イタリアEstrima社が製造する超小型モビリティー「BiRO(ビロ)」の販売店が、昨年4月26日の大阪駅前店に続き、東京1号店となる「BiRO STORE Tokyo」を6月26日、東京駅八重洲通りにオープン。

 「BiRO」は、100Vコンセントで充電が可能な脱着式リチウムイオンバッテリーを初めて採用したEV車。2~4時間充電で、航続距離55㎞以上。全長=174センチ、全幅=103センチ、全高=156センチのコンパクトサイズで、通常乗用車1台分のスペースに、BiROなら4台駐車できる。「ビロは都市部のモビリティーに革命を起こすことができる移動手段になるべくして誕生しました」(エストリマオーナー)

 デザイン性が高く、99色からフレームカラーとボンネットカラーを選ぶことができる。価格は、ドア無しのサマーが158万円(バッテリー含む、税別)。

 道路交通法規に対応し、普通自動車免許で乗車できる。ミニカー登録のため車庫証明が不要。車検、重量税、取得税も無く、任意保険はファミリーバイク特約でOK。乗車定員1名で、法定速度60㎞/h。

 国内総代理店の桂田宗慶カツラダモータース社長は「昨年オープンした大阪店では1年間で15台を販売しました。購入者はイタリアレストラン経営者、アパレルオーナー、住職、70歳のリタイア者などです。今年12月に名古屋店を開店予定で、3店舗で年間販売目標は150台です」と話す。

 車両も個性的だが、販売方法もユニーク。

 HPを通じたコンピュター上でのワンプライス販売で、5坪ほどのショールームにはアルバイトの女性だけで、営業スタッフがいない。合わせて、購入したオーナーがHP上の「BiROフレンズ」検定に合格することで自ら販売店となり、次のオーナーにBiROを販売するネットワークビジネスの手法を販路として採用する。

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