共同開発の新型トラクタヘッド発表 いすゞ「ギガ」 UDトラックス「クオン」
いすゞ「ギガ」とUDトラックス「クオン」の新型トラクタヘッド
いすゞ自動車とUD トラックスがUD トラックス上尾本社オーディトリアムで3 月 29 日に技術協業成果第一弾となる新型車いすゞ「ギガ」、UDトラックス「クオン」の発表会を初めて共同で開催。それぞれの販売網で、4月4日から発売する。
2019年にいすゞがボルボ・グループとの商用車分野における戦略的提携を発表した後、ボルボ・グループからUDトラックス事業を取得。その後、初めて共同開発した商品が、この新型トラクタヘッドとなる。
共同開発において、いすゞとUDトラックスは、両社の技術を持ち寄ることで、エンジンのダウンサイジングにより高い積載効率を追求。運転操作性の向上や安全装備の拡充などにより、ドライバー不足や労働環境の改善といった社会課題の解決をめざす。
南 真介・いすゞ 取締役専務役員 グループ CCO 企画・財務部門統括 CV 協業推進担当は「本日、共同開発した新型トラクタヘッドの発表ができたことを大変嬉しく思います。UDトラックスがいすゞグループ入りしてから、相互に理解を深め、新しい価値を創造しようとする風土が醸成され続けています。協業を深化させていくことで、物流課題の解決に貢献し、『運ぶ』の未来を加速させてまいります」。
大平隆・いすゞ専務執行役員は「いすゞには、小型・中型・大型、そしてバスまで幅広い商品ラインアップがあり、それらをご利用いただいているお客様の様々なニーズや使い方についての知見があります。今後も両社の強みを持ちより、効率的な開発を通じて、お客様にソリューションを提供してまいります」。
ダグラス・ナカノ・UDトラックス 開発部門シニアバイスプレジデント兼最高技術責任者は「いすゞグループの一員となることで、13年ぶりに6×4をUDトラックスの商品ラインアップにカムバックさせることができました。今後も、いすゞグループの一員として、魅力的な大型車の開発を進めてまいります」と、それぞれ述べた。
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