「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2022」 大賞は日立製作所に決定
日本取締役協会(冨山和彦会長<経営共創基盤IGPIグループ会長、日本共創プラットフォーム代表取締役社長>)が、政府による成長戦略のひとつとして、改革が進められてきたコーポレートガバナンスを用いて、中長期的に健全な成長を遂げている企業を応援する企業表彰「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー」2022年度受賞企業を決定した。
受賞企業および個人は以下の通り。
・Grand Prize Company (大賞) 日立製作所
「審査委員の伊藤邦雄氏(一橋大学名誉教授)は「わが国のガバナンス改革は「形式」から「実質」への転換が叫ばれて久しいが、日立製作所はいずれも備えている数少ない事例として高く評価できる。取締役会の外部メンバーの多様性(スキル、国籍、ジェンダー)だけでなく、取締役会事務局のレベルが高い。
事務局の存在は目立たないが、『執行と監督の分離』を支え、取締役会の実効性に少なからず寄与する。近年の同社の上場子会社への徹底した取組など、ガバナンスのレベルの高さを雄弁に物語っている」と選考理由を述べている。
・Winner Company (入賞) 野村総合研究所 村田製作所
・特別賞・経済産業大臣賞 荏原製作所
・特別賞・東京都知事賞 クボタ
・特別功労賞 宮内義彦氏(オリックス株式会社 シニア・チェアマン)。
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