視覚障害者歩行支援アプリ「EYECAN」を発表「ZMP World 2022」
ZMP(東京都文京区、代表取締役社長 谷口恒)が“ロボットが街や職場、地域インフラなど人々の生活に溶け込み、生活を支える「日本ロボタウン化」へ”をめざし、「Welcome to RoboTown」をテーマに 「ZMP World 2022」 を7月20日から22日に開催。
「ZMP World 2022」にて、自動運転技術を応用した視覚障害者向け歩行支援スマホアプリ「EYECAN®(アイキャン)」を発表。2022年末のサービス開始に向け、視覚に障害を持つ方々による実地テストを重ねて改良を進め、特に利用意向が高かった信号認識機能を搭載するβ版を、2022年9月に先行リリースする予定だ。
「EYECAN® 」の主な機能は、①現在地から目的地までのナビゲーション ②進行方向の補正 ③地点のガイド ④障害物の検知 ⑤信号の認識
ユーザーがEYECANを使うために必要なのはスマートフォンだけで、他のデバイスや機器を身につける必要ない。道路や建物などのインフラ側にもセンサーなどを設置する必要がありません。また、視覚と聴覚の障害を持った学生が在籍する国立大学法人 筑波技術大学の協力のもと、ヒューマンインターフェースの研究開発を行い、視覚障害者の安全で自立した歩行体験の実現をめざす。
そのほか、自動運転技術やロボットを応用した新製品・新サービスの発表タイトルは以下の通り。
【DAY1: 2022 年 7 月 20 日(水)】ロボ・AI プラットフォーム事業・自動運転ソリューション事業
会場:月島スタジオ
・高精度ナビゲーションアプリ EYECAN の最新機能
・新型無人重量物運搬けん引車ソリューションの発表
・無人自動運転バスの新ソリューション発表
・業務用車両の無人自動化ソリューションの発表
・テストコース向け無人自動運転システムの発表
【DAY2: 2022 年 7 月 21 日(木)】歩行速ロボ事業
会場:月島スタジオ
・スマートホスピタルの発表
・ENEOS ロボットデリバリーの実運用に向けた最新の取り組み発表
・ラクロの観光等ビジネスソリューションの発表
・物流向け新型ロボットの発表
【DAY3: 2022 年 7 月 22 日(金)】 物流支援ロボット事業
会場:CarriRo イノベーションセンター枝川
・可搬重量 1 トンの CarriRo 新モデル発売
・組み合わせ自由自在な AGV「CarriRo Basic」出荷開始
・最大可搬重量 5 トン、無人けん引車
新モデル「CarriRo® Tractor 5T」受注開始
・ピッキング作業から建屋間搬送まで CarriRo シリーズで完結
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