冨山和彦・日本取締役協会2代目会長が就任

 日本のコーポレートガバナンス(企業統治)を充実、普及を目的に活動する日本取締役協会(宮内義彦会長/オリックス シニア・チェアマン)の2代目新会長に、冨山和彦副会長(経営共創基盤 IGPIグループ会長)の就任が、5月12日に開催された第20回定時総会および理事会の決議で正式に決定した。

 冨山新会長は1960年4月15日生まれの62歳。東京大学法学部卒業、米国スタンフォード大学経営学修士(MBA)。2003年4月産業再生機構代表取締役専務(COO)に就任。2007年4月 経営共創基盤代表取締役CEOに就任。2020年5月日本共創プラットフォーム代表取締役社長に就任。2020年10月 経営共創基盤 IGPIグループ会長に就任。経済同友会副代表幹事などを歴任。財務省財政制度等審議会委員、内閣府税制調査会特別委員、金融庁スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議委員、内閣官房新しい資本主義実現会議有識者構成員などを務めた。

 冨山新会長は「本協会設立以来、20年にわたり我が国のコーポレートガバナンスをリードされてきた宮内義彦会長の後を引き継ぐことについて、身に余る光栄であるとともに責任の重さに身が引き締まる思いです。近年、日本企業のガバナンス改革は大きな進展を見せていますが、制度面、形式面が先行するなかで実質面とのギャップが指摘されています。ガバナンスの実質を担う取締役会、特に社外取締役の質の向上を中心に、我が国の企業と経済の持続的成長に向けて、さらなるムーブメントを起こしていきたく、当協会への引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い致します」とコメントした。

 なお、宮内義彦会長は新たに設けられた名誉会長に就任した。  

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