我が国に成熟した自動車文化を創成「AUTOMOBILE COUNCIL 2022」開催中

 我が国に成熟した自動車文化を創成をテーマに掲げる「AUTOMOBILE COUNCIL 2022」が4月15日から17日まで幕張メッセで開催中!

 メーカー・インポーターは7 社が出展。今年新設した新世代自動車展示は、Hyundai Mobility Japan、ポルシェジャパンの 2 社が参加。ヘリテージカー販売店は、昨年の 17 社から 6 社増えて 23 社がブースを構えた。

 6年連続出展のマツダは出展テーマは、「MAZDA SPIRIT RACING~「共に挑む」~」

 マツダがサポートする参加型モータースポーツ出身のドライバーにステップアップの機会を提供するためのスーパー耐久シリーズ用車両「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」を初公開。マツダのこれまでのモータースポーツへの挑戦の歴史を、世界初の2ロータ―ロータリーエンジン搭載量産車をベースとし、1968年に耐久レース挑戦した「コスモスポーツ マラソン デ・ラ・ルート仕様」、1969年に全日本鈴鹿自動車レース大会シリーズⅡに挑戦した「ファミリア ロータリークーペ レース仕様」の2台とともに紹介した。

 ホンダは歴代シリーズ累計2700万台を超える販売台数を誇る「50th ANNIVERSARY CIVIC」と題した展示。日本のFWDハッチバックの先駆け、副燃焼室を設けた低公害エンジンCVCCの搭載や、モータースポーツでも常に高い戦闘力を発揮し続け、ホンダの先進的イメージを牽引してきたシビックが、今年2022年

で発売から半世紀を迎えました節目の年。72年発売の初代、そして70年代後半から80年代前半にかけてサーキット で大暴れしたYAMATO CIVICの2台がブースを飾った。

 ポルシェジャパンのテーマ は「Porsche Dreams」。常にスポーツカーの理想像を突き詰めてきたポルシェ。創業以来不変の本質を発信してくれます。1964 年に販売が開始され、60年近くも第一線の座に就き続ける911の存在そのものが夢。多くの車好き、スポーツカー・ファナティックの夢を存在であり続けました。73カレラRSに始まり、80年型911SC、フルタイム4WDスポーツの可能性を完成させたとも言える 2022年型911カレラ4GTSと3台の911が並び、加えてBEVの新世代4シータースポーツを謳うタイカンターボSがそこに加わる。

 4月に設立されたStellantisジャパンは、プジョーのラインナップを紹介。とりわけパリをはじめとするヨーロッパの都市部で人気が高いのはコンパクトハッチ。プジョーのコンパクトカーに、時代を問わずフレンチエスプリが効いているのはそれが理由です。

その上80年代の205にGTIが、90年代の306にS16が用意されたように、ホットなモデルも存在し、ベーシックなポテンシャルをあわせ持つことが証明されました。現代の208と308もまさにその文脈線上にあるモデル。単なる実用車に止まらない小粋な魅力が体感できる展示内容。

 久々に日本市場に再上陸を果たしたHyundai Mobility Japanは、ミッドサイズ・クロスオーバーEVの最新モデル、ヒョンデONIQ 5(アイオニック 5)が展示。斬新なデザインは一見の価値あり。

 「DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の主役たち」と題した主催者テーマ展示車両は以下 の通り。

 '90 Mercedes-Benz 190E 2.5-16 Evo.II AMG

ラグジュアリーかつ権威的なイメージを払拭し、メルセデス・ベンツに若々しくスポーテ

ィーなイメージを植えつけるべく開発されたのがこのマシーン。4気筒2.5ℓエンジンを開発したのは英国の有名レーシングエンジン・コンストラクターのコスワース。しかし宿敵BMW M3を打ち破るために、何より特徴的だったのは大胆なエアロキットを採用したことだ。極端に低いエアダム、ティアドロップ形状のオーバーフェンダー、高く聳えたリアウイング等は、500台が生産されたロードゴーイングカーにも標準装備された。

90年からDTMに参戦開始、91年こそアウディに敗れたが、92年にドライバーズ・タイトルのワンツースリーを独占するという快挙を果たした。

 '87 BMW M3

 DTMの前身であるDRMの時代からBMWはドイツ・ツーリングカーレース、そしてヨーロッパ・ツーリングカー選手権の代表選手だった。流麗な3.0CSLがサーキットで華々しい活躍をする写真に胸を焦がしたファンも多いだろう。しかし87年DTMに参戦開始したM3は、バイエルンの象徴とも言えるストレート6ではなく4気筒2.3ℓユニットを搭載していた。クランクシャフト長が短い直4の方が、高回転/高出力を期待できたからだ。名将パウル・ロシェのこの目論みは見事に当たる。デビューイヤーにして全10戦中5勝という圧倒的な勝率を誇り、シリーズチャンピオンの奪取に成功。88年、89年とシリーズ3連覇を果たすほど、当時無敵の戦闘力を誇った。

 '93 Alfa Romeo 155 V6 TI

 ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)にイタリアから送り込まれた刺客がアルファ・ロメ

オ155V6 TIだ。車両レギュレーションがより大きな改造を認める93年シーズンから参戦を

開始。エンジンは高度なチューンが施されたV6 2.5ℓ。アバルトがWRC仕様のランチア・

デルタ・インテグラーレ用に開発したフルタイム4WDと組み合わせたモンスターだった。

ドライバーの布陣もニコラ・ラリーニ、アレッサンドロ・ナニーニといった元F1スターたち。チーム監督も元ランチア・ワークスドライバーというその陣容からもわかるように、まさにイタリアン・オールスターチームを乗せた黒船が来襲したかのよう。デビューイヤーで22戦中13勝を記録。うち11勝を挙げて別格の強さを見せつけたラリーニがチャンピオンの座についたチャンピオンマシンが、今回の展示車だ。

 主催者テーマ展示「スーパーカードリーム」では、ランボルギーニ・ミウラ、デ・トマゾ・パンテーラに加えて、ランボルギーニ・カウンタックLP400、フェラーリ365GT4BBの4台の展示された。

ヒョンデONIQ 5(アイオニック 5)

「50th ANNIVERSARY CIVIC」

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