ステランティス7ブランド合計で過去最高4万4497台を販売 今年13のニューモデルを日本市場へ投入

 FCA ジャパンとGroupe PSA Japan(ともにポンタス・へグストロム社長)が、合同の新春記者会見を1月18日にオンラインにて開催した。

 2021年販売実績は以下の通り。

ABARTH2491台-18%

Alfa Romeo 2341 台 +40%

Citroën 5894台 +17%

DS Automobiles  889台 -2%

FIAT  6995台 +19%

Jeep 14294台 +5%

Peugeot 12072 台 +12%

合計 4万4976台 +10%

 2021年販売実績はアバルト、アルファロメオ、シトロエン、DSオートモビル、フィアット、ジープ、プジョーの7ブランドの販売台数合計が対前年比10%増の4万4976台となり、史上最高を記録。その結果、輸入市場におけるステランティス7ブランドのマーケットシェアは初めて17%を超え、2021年に日本で販売された輸入車の6台に1台はステランティス・ブランドのモデルとなった。

 新型コロナウイルス感染症並びに半導体の供給不足の影響を受けて前年割れとなった乗用車市場とは一線を画し、ステランティスの7ブランドは2021年も確実な成長を遂げた。ステランティスは2021年に7回、月間販売台数の過去最高を更新し、ブランド別でもシトロエンが7回、ジープとフィアットが各4回、プジョーが2回、月間最高を更新した。

 ポンタス・へグストロム社長は「ステランティスの7つのブランド合計の昨年の販売台数は4万5000台に迫る勢いとなり、業界と比較して目覚ましいものがありました。ジープの販売台数はブランド史上初めて1万4000台を超え、フィアット、アルファロメオ、プジョー、シトロエンも揃って2桁の成長を遂げました。その結果、ステランティス合計では17%を超える輸入市場シェアを獲得できました。 2020年は15%、2019年は14%だったことを考えると大躍進と言えます。

 成長の推進力は、新製品の投入、数多くの魅力的な限定車や特別仕様車の提供、そしてフランチャイズへの投資を継続してくださった情熱溢れるディーラーの存在です。ディーラーの皆様は我々のパートナーとして、このコロナ渦の環境下にも23ショールームを改装し、9店舗を移転・新築し、新規に立ち上げた店舗も7店舗あり、新たな顧客サービスの基盤を作り、ブランドの認知度と魅力の向上を図ってくださいました。

 今年、我々は13もの新モデルの導入に加えて、3月1日には国内販売子会社の統合を予定しており、さらなる飛躍を確信しています」と述べた。

 主要ブランドの2021年実績について、ポンタス・へグストロム社長は以下のように振り返った。

 ジープは2013年以来9年連続で販売記録を更新し、初めて1万4000台を超え。2021年の伸張を支えたのはラングラーとコンパスです。ラングラーは発売4年目にして前年より1200台近く多い6931台を販売、夏にマイナーチェンジしたコンパスも前年より1000台以上多い2,651台を販売し、それぞれ過去最高を更新した。

 プジョーもプジョー208/2008、308/3008、508 / 508 SWで展開するPower of Choiceラインナップの好調な販売に支えられ、7年連続で販売を伸ばした。特に、 プジョー208/2008の販売台数は5000台を超えて過去最高を更新した。

 フィアットも年間販売台数が過去最高。これを牽引したのは、驚くべきことに、2008年の発売開始以来14年目にして4857台を販売して過去最高を更新した500ファミリー。好業績の要因は、カルト並びにドルチェヴィータ導入による製品グレードの刷新、数々の限定車の販売のほか、2021年はショールームの改装が進んで店舗が新CIに刷新され、ブランドの魅力を大幅に高めたことが挙げられる。

 2022年のビジネス展望としては、月1台ペースとなる13のニューモデルを日本市場へ投入。(限定車を含まない)。

 ジープグランドチェロキーL、チェロキー、グラディエーター、プジョー308、308HYBRID、フィアット500e、シトロエンC5、C4、E‐C4ELECTRIC、アルファロメロトナーレ、DS9、4そしてヨーロッパで最も売れている商用車「フィアット ディカート」を日本市場へ導入する。RV(リクリエーショナルビークル)セグメントとして有望なキャンピングカーユーザーへの訴求をめざす。

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