4代目MINI 3ドア/5 ドア、コンバーチブルを発売

　BMWグループ（クリスチャン・ヴィードマン社長）が、MINI 3ドア/5 ドア、および、コンバーチブル、サーキット志向のスポーティーなJohn Cooper Worksの合計5つの新型モデルを5月25日に発表、発売を開始した。

　コンセプトは、複雑さをそぎ落とし、極限までピュアにMINIの個性を際立たせる。内外装デザインを一新した。

　外装はヘッドライトをLEDに変更し、全車標準装備に。内装はタッチ操作が可能な8.8インチ・ワイドカラーのセンター・ディスプレイが全車標準装備される。

　4月20日にリニューアルされたスマホ・アプリMINI Appと連携できる最新のコネクティビティ、MINI Connectedも、全車標準装備。

　ピーター・メダラMINIディビジョン本部長は以下のようにスピーチした。

　「MINIビジネスは、コロナ禍にも関わらず、非常に好調です。2016年に車名別でナンバー1になったMINIは、5年連続で車名別No.1を達成し、昨年も、No. 1であったことはご存知の通りです。そして、2002年から、本格的な販売が始まったBMWグループのMINIは、昨年に累計販売台数30万台を達成することができました。

　昨年前半は、新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言が発出され、販売台数の落ち込みが顕著でしたが、2021年に入ってからは、コロナ前の実績に回復基調にあります。

　日本の2021年に入ってからの販売の状況は、対前年比でプラス15.3％、4月は24.3％増です。

　MINIでは、既存のラインアップの販売に留まらず、数々の限定車を、皆さんに、ご紹介してきました。

　モンテカルロ・ラリーの勝利により、MINIの知名度を圧倒的に高めたレーシング・ドライバーPaddy Hopkirk氏をオマージュしたMINI Paddy Hopkirk Edition、圧倒的な走行性能を誇り、MINI史上最強のエンジンを搭載したMINIGPをインスパイアしたMINI John Cooper Works GP Inspired Edition、ファッション・センスに優れたMINI Piccadilly Edition、そして、3月2日のMINIの日に発表したMINI CrossoverBoardwalk Editionです。どの限定車も、多くのお客さまからご注文をいただき、完売となっているモデルもございます。

　そして、4月20日には、従来のMINI Connectedを進化させたMINI Appを発表しました。MINI Connectedは、お客様のスマートフォンとお客様のMINIを繋げるアプリで、クルマに乗らなくてもMINIを遠隔から操作できるものです。今まで、iPhone用のアプリしかありませんでしたが、Android用のアプリも誕生し、さらに機能も充実させました。

　マーケティング活動においては、昨年までに引き続き、ミニにちなんだ、32時間MINIオーナー体験を実施しています。このオーナー体験により、多くの皆さまに、MINIのあるライフスタイルを感じていただけ、MINIの販売に繋がっています。

　車のブランドは、世界中に数多くありますが、MINIほど、皆から、愛されているブランドは、他にないのではないか？と、思っています。

　そのようなブランドのクルマのビジネスができ、そして、そのMINI愛の高い日本において、ビジネスができ、私は、幸せものだと思っています。

　皆から愛されているMINIは、皆さんのMINIでもあります。皆さんとは、ここにいらっしゃる皆さんはもちろんのこと、日本中の皆さん、世界中の皆さんです。肌の色も、民族も、宗教も、性別も、MINIユーザーであろうがなかろうが、そんな、全ての事は、まったく関係なく、とにかく、皆さんなのです、世界中の皆さんなのです」。

　価格（税込み）は3ドア273万円から、5ドア290万円から、コンバーチブル385万円から。