「ヤナセ クラシックカーセンター」並行輸入車のレストア車両販売を開始
フルレストアされたメルセデス・ベンツ190SL
Formula Vee
ヤナセグループの部品事業と板金塗装事業を中心に輸入車アフターサービスを担当するヤナセオートシステムズ(江花辰実社長)が運営する「ヤナセクラシックカーセンター」が、4月9日から11日に幕張メッセで開催中の「AUTOMOBILE COUNCIL2021」に出展した。
江花辰実社長は「『ヤナセ クラシックカーセンター』は、ウエスタン自動車があったヤナセ横浜デポー(横浜市都筑区)内に2018年4月オープンしました。ヤナセの企業理念である『最上質な商品・サービス・技術を、感謝の心を込めて提供し、“夢” と“感動” あふれる<クルマのある人生>を創ります。を具現化する取り組みが『ヤナセ クラシックカーセンター』です。『ヤナセ クラシックカー センターは車のある人生に共感する大人たちに、憧れた車を手にするよろこび、乗って楽しむクラッシックカーを提供します」と挨拶した。
「ヤナセ クラシックカーセンター」の販売車両には、2つのパターンがある。
ひとつは、ヤナセで販売、整備された車両を納車前にレストアして「ヤナセクラッシックカー保証」を付けて販売する方法。
もうひとつは、今回発表された並行輸入車をレストアして販売する方法。なお、こちらの車両には保証は付かない。
「ヤナセ クラシックカーセンター」には、鈑金塗装を担当するボディショップ、エンジン、ミッションなどのリビルト工場が併設。
ボディショップは、最新技術に対応するため、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMW、GM、ジャガー、ランドローバー、ボルボ、フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、テスラの全11ブランドの「認定ボディショップ」を取得。ドイツ・テュフラインランドの最高峰資格『プラチナ認証工場資格』も日本で初めて取得した。
リビルト工場は、30年間、総輸入元であったメルセデス・ベンツの「スタンバイユニット」システムに取り組み、現在も純正リビルトメーカーとしてリビルト品の生産を引き継ぐ。160種類のATトランスミッション、50種類のパワーステアリング・ギアボックス、130種類のオルタネーターのリビルト修理に対応できる。
今回「AUTOMOBILE COUNCIL2021」会場には、7台が展示・販売された。
注目は「ヤナセ クラシックカーセンター」がフルレストアした「メルセデス・ベンツSL(1958年式)」。1962年開催「第9回 全日本自動車ショー 1962」(東京モーターショーの前身)にヤナセが出品した「Formula Vee」。
レストアされたメルセデス・ベンツ
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