在庫部品300万点 株式会社ジャプラが株式会社 JARA の「ATRS システム」を採用

9月25日の調印式

 自動車リサイクル部品8団体130社で組織する株式会社ジャプラ(村上統治社長)が、一般社団法人部友会(森孝一社長)・株式会社システムオートパーツ(村上統治社長)・シーライオンズクラブ(中西孝二会長)・日本パーツ協会(早川一二社長)・テクルスネットワーク(針ヶ谷昌之社長)・自動車補修部品研究会(栗原裕之会長)・リビルド工業会全国連合会(深澤広司会長)・チームジャプラ(村上統治代表)の各加盟団体へ提供する次世代ネットワークシステム「JAPRA(ジャプラ)システム」について、株式会社 JARA(北島宗尚社長)が開発する自動車リサイクル部品流通システム「ATRS(オートモービル・トータルリサイクルシステム)」を採用することで合意。現行システムの契約期日が満了を迎える来年12月から、新たに5年契約を結んだ。

 今回の合意により、次世代ジャプラシステム「ATRS」は、取引会員社数175社から360社、在庫点数130万点から300万点、システム上の部品取引金額130億円から300億円へ、大きく拡大する。

 株式会社ジャプラは2001年1月当時の日本自動車部品販売団体協議会加盟7団体が「自動車リサイクル部品の取引において迅速かつ安定的に供給する体制を確立すること」を目的に設立された。(略称「JAPRA」)。

 そして、生産登録を主体とする「部友会」「システムオートパーツ」「シーライオンズクラブ」の持つ3団体の在庫共有システムを一つに集結した多機能在庫情報共有ネットワーク「JAPRAシステム」として、2002年3月にVer.1が運用開始。その後Ver.2.0で生産機能の拡充へと進化。2010年のVer.3.0ではWindows7に対応。さらにJAPRA-EXとして、一括相殺やタブレット対応、他システムとの連携拡充、業務効率システム、Window10への対応を図り、現行のVer.4.0へ4度のバージョンアップを重ねてきた。

 次世代ジャプラシステムの導入に際しては、業界団体のネットワークを相互に利用しあう「リサイクル部品のオープンな電子商取引システム」を現行よりさらに発展させた仕組みにすることを検討した結果、①使用済み自動車の適正処理からリサイクル部品の「検索・購入・販売」までの一元管理が可能 ②JAPRA設立当初の理念であるゲートウェイ連携が可能 ③システムの開発や構築スピードが優れているとの3つの理由から、「ATRS」が採用された。

 9月25日の調印式を終えた株式会社ジャプラ(村上統治社長)は「ジャプラシステムは4度のバージョンアップを通じて、会員に安価で使いやすく売りやすいシステムを提供してきました。しかし、コロナ渦で、CASEや自動運転、電動化などわれわれを取り巻く外部環境が大きく変わってきています。次世代ジャプラシステムに『ATRS』を採用したことで、西日本に会員が多かったジャプラの会員ネットワークが全国に広がり、より『地産地消』が進み、高騰した物流コストも削減が図れると期待しています」。

 株式会社JARA(北島宗尚社長)は「今回チャンスをいただいた信頼を崩さないようしっかりとした開発、安定した運用管理でご期待に応えていきたい。今後は、ジャプラシステムとしてカスタマイズしていくことになろうかと思います。また、流通革命が進んでいく基盤作りができたように思っています」と、それぞれ挨拶した。

 2021年3、4月をメドにテスト運用を開始。12月までに次世代JAPRAシステムを「JAPRAシステムVer.A」として、現JAPRAシステム利用8団体130社への導入完了と運用開始をめざす。リサイクル部品流通拡大のため、次のステップとして中古車販売事業者へのサービス展開も検討する。

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