「NGPシステム」一般ユーザーにわかりやすい表記に改良 「廃車王」過去最高の成約率
「廃車王」TVCM画面
自動車リサイクル部品業界大手のNGP日本自動車リサイクル事業協同組合(佐藤幸雄理事長)は2月19日に理事会を開催。業界共通の問題である廃車車両を確保するための「入口」と販路拡大の「出口」の課題について、引き続き取り組む意向を確認した。
「入口」に関しては、NGPが展開する廃車買取りサービス「廃車王」。業界初の全国TVCMを開始して3年目を迎えるが、3月の繁忙期を想定して1月にもスポットCMを打った。
気になる成果はどうだったか。
コールセンターへの問い合わせ件数は過去2番目、成約率は過去最高を記録したという。
「出口」については、基幹システムであるリサイクル部品在庫共有システム「NGPシステム」のシステムを改良。
これまでの大手リサイクル部品販売システムや大手EC サイトとの連携を通じて、キズや凹みなどの外装のキズ情報がわかりにくいとの指摘があったNGP独自の商品情報表記を、一般ユーザーの誰もがわかりやすい表現に自動的に変換するよう、バージョンアップした。また、業界初の取組みとして、キズの位置を画像上に直接システムから登録できるようにした。
改良された「NGPシステム」は英語や中国語にも対応でき、リサイクル部品のグローバル展開にも一役買いそうだ。
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