2024年日本売上高4280億円で3年連続最高　ボッシュ

   ボッシュ（クリスチャン・メッカ―社長）が、6月19日に横浜市都筑区本社にて「ボッシュ・グループ 年次記者会見」を開催。

　2024年日本売上高は4280億円（1％増）で、3年連続最高を記録した。

　クリスチャン・メッカ―社長は「AIはわたしたちのビジネスに大きなチャンスをもたらす」とAIが10年後にもっとも影響力のあるテクノロジーと位置づけた。

　社内向け生成AIツール「AskBosch」を2023年末から導入して日常業務に活用。2025年は平均月間アクセス数5万回以上に目標を設定。今秋に横浜国大との産学連携も開始予定だ。

ボッシュ事業部、部署、グループ会社がブース展示

「オートサービスショー」でデモンストレーション

　「第38回オートサービスショー」にも出展。「OBD検査からESIを活用した診断修理デモンストレーション」と題したプレゼンテーションなどを行った。

　プレゼンテーションでは、昨年10月から導入開始となったOBD（車載式故障診断装置）で、8万3606台のうち4.6％で基準不適合車が見つかったことを踏まえ、①自動車業界を取り巻く変化　自動運転をめぐる法規改正（2020年特定整備に始まり2027年1月予定の車体整備士と自動車整備士の共通制度化）②アフターマーケット事業者の責任　③ボッシュのソリューション　④OBD検査から診断整備（デモンストレーション）⑤サイバーセキュリティ　新しい車載通信規格への対応がテーマとなった。