延べ床面積5万3000㎡ 総予算390億円 ボッシュ新本社およびボッシュホール竣工記念式

 グローバルサプライヤーのボッシュ(クラウス・メーダー社長)が今年5月から稼働している横浜市都筑区の新本社および都筑区民ホール(ネーミングライツで「ボッシュホール」に命名)の竣工式典を9月6日に開催した。

 地上7階地下2階、延べ床面積5万3000平米(東京ドーム1個分)の新本社は総予算390億円。全体の4割に当たる8拠点の2000名の従業員が集約。新たに72名の従業員を新規採用した。また牛久保にある従来の研究開発施設から2㎞の位置にあり、将来的に自動運転のシャトルバスで繋ぐ構想もあるという。

 新オフィスのデザインコンセプトには自然要素の「木」を取り入れ、フロアごとにデザインを変化させた。オフィスフロアは①コラボ②アジャイル③インディビジュアルの3つのゾーニング。働きやすい会社をめざし、休憩やリフレッシュのためのスペースを多く設けた。約40か国の従業員が働くことを想定し、ユニバーサルデザイントイレや授乳室、祈禱室としても利用できるマルチサーパスルームを設置した。

 ボッシュは今年に入りモビリティ事業を再編したが、自動車の電動化、自動化、SDVといった最新トレンドに対応する研究開発設備を強化。半無響室も年内に新設予定だ。

 式典には山中竹春・横浜市長をはじめ、施工に当たった大林組、竹中工務店の役員、タニア・チュッカート・ロバート・ボッシュGmbh取締役会メンバーらが参列した。

7Fマルチパーパスルーム

1F「ボッシュカフェ」

中古車Rパーツ

https://ucar.amebaownd.com/ 自動車流通の中核プレーヤーをなす部品、中古車ならびにインターネットビジネス情報を提供

0コメント

  • 1000 / 1000