自動車ユーザーへの還元は見送り 第58回自動車リサイクルWG

 経済産業省第58回自動車リサイクル合同会議が1月26日にWEBで開催。議題は①自動車リサイクル法の施行状況について ②自動車リサイクル制度をめぐる各種取組状況について。

 2021年7月に取りまとめられた合同会議の報告書で提言された自動車ユーザーへの還元は時期尚早と判断し、見送りとなった。

 酒井康夫理事(日本ELV協会代表理事)は「自動車リサイクル法の事業者登録・許可について、外国人事業者が増えており全国で1000社くらいあると思われる。適正処理や資源回収という点で問題が多い外国人事業者は多いのは事実で、新しく許可を出す際にはそれを強化する必要がある。

 輸出による返還台数が令和4年度129万台以上に急増している点に関して「利息を含めて返還となっているのが事実上輸出事業者が返還していない。

 資源回収インセンティブ制度について、中小零細事業者がまとまって対応するコンソーシアムを検討している」と現場事業者の立場から問題点指摘と意見を述べた。

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